ニュース

フィリピン政府観光省、観光促進キャンペーン「フィリピンファンセール」。「旅行中の楽しい思い出が両国の関係を強化」とラウレル駐日大使

渋谷モディで3月15日~17日にイベント開催

2019年3月15日 発表

フィリピン政府観光省は3月から7月まで観光促進するキャンペーンを実施する

 フィリピン政府観光省は3月15日、日本からの観光渡航を促進するキャンペーン「フィリピンファンセール」を7月まで実施することを発表した。同省は2月からグローバルブランドキャンペーン「もっと楽しいフィリピン(It's more fun in Philippines)」を展開しており、3月から7月にかけてより多くの観光客を呼び込む狙い。

 また、3月15日から17日の3日間、渋谷モディ(旧マルイシティ渋谷)エントランスのイベントスペースでは、フィリピンのグルメやドリンク、伝統工芸、キャンペーン協賛各社のブースなどを展開するイベントも実施する。

渋谷モディで3月15日~17日の3日間、イベントを開催する

 会期初日には特設ステージで開会式が行なわれた。登壇した駐日フィリピン共和国大使のホセ・ラウレル氏は、「両国の外交関係の基盤強化に人的交流、観光が重要であり、今回のイベント開催は有意義。2018年は63万1801人の日本人がフィリピンを訪れ、フィリピンからは50万4000人が日本を訪れた。両国のパートナーシップは、相手国への訪問中に楽しい思い出を作ることで強化される」と述べて、キャンペーンを利用してフィリピンに来てほしいとアピールした。

駐日フィリピン共和国大使 ホセ・ラウレル氏

 フィリピンといえば、観光客が多く訪れたことで環境汚染が進行したボラカイ島を一旦閉鎖したことで話題になったが、フィリピン観光大臣のベルナデット・ロムロ・プヤット氏は「持続可能な観光」について言及。「開発と保護のバランスを取り、観光によって影響を受ける地元の人々の福祉を考慮している」として、ボラカイ島の取り組みは始まりであり、フィリピン全土的な活動にしていくと述べた。

フィリピン観光大臣 ベルナデット・ロムロ・プヤット氏
フィリピン観光大使の西内ひろさんも来場。「フィリピンはパワースポット」とコメント
一般社団法人日本旅行業協会 海外旅行推進部 部長 權田昌一氏
JATA 權田氏の発声でイベント開幕を祝う乾杯
協賛各社も揃って記念撮影

 フィリピンファンセールでは、海外旅行情報サイトのエイビーロードから申し込める旅行会社各社のキャンペーンツアーが用意されるほか、楽天トラベルでは3万円クーポン(先着利用30枚)が利用できるフィリピンツアーの販売や、楽天スーパーポイントの山分けキャンペーンなどを実施する。

 フィリピンと日本を結ぶ航空会社であるフィリピン航空とセブ・パシフィック航空も本キャンペーンに協賛しており、フィリピン航空は往復2万3000円からのセール、セブ・パシフィック航空は成田~セブが片道6500円からのセールを実施する。

 また、Instagramへの投稿で航空券の当たるキャンペーンも実施している。これらキャンペーンの詳細はフィリピン政府観光省の特設サイトを参照していただきたい。