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搭乗券は「福多か空港発 合格行き」、プレゼントは「合格する梅(ばい) ポテトチップス」
JAL、福岡空港で受験生応援フライト
2019年2月24日 15:23
- 2019年2月23日 実施
JAL(日本航空)は2月23日、福岡空港から受験などで遠方へ向かう乗客をサポートする「受験生応援フライト」を実施した。
「受験生応援フライト」は11時発、東京・羽田空港行きのJAL310便を使い実施され、受験生の乗客には合格祈願のJAL特製オリジナル搭乗券が手渡されたほか、福岡の高校生がカルビーと共同開発した「合格する梅(ばい) ポテトチップス」のプレゼントが実施された。
JAL310便が出発する7番搭乗口前には、「合格する梅(ばい) ポテトチップス」の開発にかかわった福岡県立福岡農業高等学校 食品科学科 梅研究班の生徒たちがスタンバイ。
カルビーと共同開発している「合格する梅(ばい) ポテトチップス」は、今年で6回目の企画。今回のポテトチップスの味は、太宰府の梅とあんこを組み合わせたもの。「合格する梅(ばい)」という名称で、「ポテトチップス あんこでスイーッと合格する梅(ばい) 梅あんこ味」として、九州エリア限定で2018年12月から販売している。この応援フライトでは120袋が用意された。
10時35分、優先搭乗開始の前には、JAL福岡空港支店スタッフの田中桜氏が受験生に向けて、「今回お配りする『合格する梅』ポテトチップスは、福岡県立福岡農業高等学校の梅研究班の皆さまが、地元太宰府市の梅を、実際に収穫・加工・開発したものです。受験や夢の実現に向けて頑張る人を応援する商品を作りたいという想いが込められておりますので、ご搭乗の際にお受け取りください。日本航空は頑張る受験生を応援しとうばい。皆さまの夢が叶うと信じとうよ。頑張ってきんしゃい」と、博多弁を交えてアナウンスした。
JAL310便には、引率の教職員とともに東京へ向かう地元の高校生が搭乗。通常の優先搭乗のあとに、受験生向けの優先搭乗が行なわれた。ゲート脇には梅研究班の学生がポテトチップスを手に、列に並ぶ乗客に向けて手渡す姿が見られた。371名を乗せたJAL310便(ボーイング 777-200型機、登録記号:JA8984)は11時19分に東京へ向けて離陸した。
福岡県立福岡農業高等学校の諫山弘基教諭は「カルビーさんとの共同開発は今回で6回目を迎えました。毎年、カルビーさんに来ていただいて多くの試作をしていただき最終的に製品に絞っていきます。かなり頻繁に来ていただいて20回くらいは学校まで足を運んでいただいてます。今年は、太宰府の梅の酸っぱさと、あんこの甘さという学生たちのチャレンジが形になりました」と、毎年多くの試作をしながら学生たちと試行錯誤し、その年の味が決まっていくとのコメントがあった。