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太宰府天満宮が福岡空港JAL/ANAカウンターに受験生向けの特大絵馬を設置
国内線ターミナル到着口で修祓式。受験生の願い札を両社の絵馬に掛けて2月に奉納
2017年12月26日 12:21
- 2017年12月22日~2018年2月上旬 実施
福岡空港国内線ターミナルに、受験生応援のため願い札を掛けられる特大絵馬が設置された。この絵馬は福岡県太宰府市の太宰府天満宮が毎年設置しているもので、今回で22回目を迎えた。
特大絵馬はJAL(日本航空)とANA(全日本空輸)それぞれに用意され、各チェックインカウンター前に設置。空港を利用する搭乗客は、願い札を絵馬に掛けられるようになっており、両社が2018年2月に太宰府天満宮へ奉納する。
12月22日、福岡市内の小中学校が2学期の終業式を迎えたということもあり、市内の中学校から受験生を迎え、修祓式(しゅばつしき)が執り行なわれた。
修祓式には、JALとANA双方のスタッフと、席田(むしろだ)中学校の受験生が出席した。式は、修祓の儀、玉串拝礼、出席した受験生による願い札の掛け初めの順で行なわれた。
「空港はさまざまなドラマがある場所。航空会社としてできるサポートを」
今回の修祓式冒頭で挨拶を担当したJALスカイ九州 代表取締役社長の扇山徹氏は「この時期は、遠方に受験で移動されるお客さまが劇的に増えていきます。受験生本人はもちろん、同行する親御さまの不安も大きいかと思いますが、われわれ航空会社が、その思いをしっかりサポートしていきたい。受験生にとって、太宰府天満宮さんは全国的にも大変注目度が高いので、願い札をしっかりと奉納させていただきます。また、22回目を迎えるということもあり、懐かしく感じるお客さまもいらっしゃるのではないかと思います」とコメント。
JALでは、福岡空港のほか、新千歳・仙台・高知・那覇・石垣・宮古・与那国・久米島・南大東・多良間の計11空港に絵馬を設置しており、全国で掛けられた願い札を、福岡空港支店が代表して太宰府天満宮に奉納する。