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高速道路各社、2018年~2019年の年末年始の道路状況を発表
最長の渋滞は東名道(上り)大和TN付近で40.3km
2019年1月8日 15:29
- 2019年1月7日 発表
国土交通省 道路局、NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)は1月7日、年末年始期間(2018年12月28日~2019年1月6日)の高速道路・国道の交通状況(速報値)を発表した。交通量のピークは下りが12月29日、上りが1月2日。
期間中の高速道路の日平均交通量は3万5800台で前年比99%、最大日交通量は4万3000台で前年比98%。また、10km以上の渋滞は197回で前年から25回増加、30km以上の渋滞は2回減少の6回だった。
国道の交通状況は、全国の国道の主な31区間の計測で日平均交通量は前年比95%の2万4400台となった。
高速道各社の特に長い渋滞が発生した地点
(JCT:ジャンクション、IC:インターチェンジ、TN:トンネル、PA:パーキングエリア)
NEXCO東日本
渋滞発生個所:下り/E4東北自動車道 羽生PA付近25.9km
ピーク、原因:1月2日11時45分ごろ、事故および交通集中
渋滞発生個所:上り/E4東北自動車道 久喜IC付近33.5km
ピーク、原因:1月3日17時40分ごろ、事故および交通集中
NEXCO東日本の年末年始期間の交通量は、雪の影響もあり前年に比べ減少した。主な30区間の日平均交通量は2万9000台と前年とほぼ同様で、曜日配列の違いにより1月4日、5日が特に多くなり渋滞回数も増加したとしている。
東京外かく環状道路では、2018年6月の三郷南IC~高谷JCT間の開通により交通量が大幅に増加したと発表した。
NEXCO中日本
渋滞発生個所:下り/E1名神高速道路 関ヶ原IC付近34.5km
ピーク、原因:12月29日17時40分ごろ、雪および交通集中
渋滞発生個所:上り/E1東名高速道路 大和TN付近40.3km
ピーク、原因:1月5日9時55分ごろ、事故および交通集中
NEXCO中日本の期間中の交通量は、昨年に比べ2%減少した。10km以上の渋滞は前年比120%の85回、30km以上の渋滞は変わらず3回となった。渋滞の発生地点では、東名高速道路(E1)の下り/大和TN付近において全国で最長の40.3kmを記録した。
NEXCO西日本、JB本四高速
渋滞発生個所:下り/E2山陽自動車道 笠井山TN付近21.3km
ピーク、原因:12月29日13時20分ごろ、事故および交通集中
渋滞発生個所:上り/E42湯浅御坊道路 有田南IC付近25.9km
ピーク、原因:1月3日18時05分ごろ、交通集中
NEXCO西日本では、主な30区間の交通量は昨年に比べて2%減少、期間中に発生した10km以上の渋滞発生回数は55回、30km以上の渋滞は0回だった。
また新名神高速道路(E1A)では、高槻JCT/IC~神戸JCT間の開通により名神高速・中国道の交通が分散し、10Km以上の渋滞回数が約9割減少。20km以上の渋滞は0回となった。