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100年に一度の再開発。東急不動産、渋谷道玄坂の新ビル名称を「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定。空港リムジンバスも乗り入れ

2018年11月15日 発表

空港リムジンバスも乗り入れる「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」(提供: 東急不動産株式会社)

 東急不動産は11月15日、道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業において手がけている新規ビル名称を「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定したと発表。同日、「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」と同時に説明会を開催した。

 渋谷フクラスについては、東急不動産 都市事業ユニット 渋谷プロジェクト推進本部 長幡篤史氏が解説。フクラスという名称は日本語の「膨らます」から来ており、渋谷やこのビルを訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いがこもっているとのこと。竣工は2019年秋。

ビル名称は「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」。左はシンボルデザイン
照明にも気を使っている(提供: 東急不動産株式会社)
GMOインターネットグループの入居が決まっている

 渋谷駅とはアーバン・コア道玄坂連絡デッキで接続し、2階~8階と17階~18階は「東急プラザ渋谷」などの商業施設が入る。9階~16階はオフィス施設が入り、すえにGMOインターネットグループの入居が決まっている。

 また、1階には一般路線バスや空港リムジンバスが乗り入れる予定のバスターミナルを設置。手荷物預かりや観光案内などの機能を備える観光支援施設を併設し、渋谷地区への利便性を高めるとした。

建設中の渋谷スクランブルスクエア14階から見た「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」。渋谷駅を挟んだ東側に建つ。左のビルはセルリアンタワー