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ベトジェット、関空~ベトナム・ハノイ線就航式典。片道100円からの1万枚限定セールを実施中

2018年11月8日 就航

初便として関西国際空港に到着したベトジェットのVJ938便

 ベトナムの航空会社・ベトジェット(VietJetAir)は11月8日、同社初の日本定期路線となる関西国際空港~ハノイ・ノイバイ国際空港線を就航した。ハノイを出発し、関西国際空港に到着した初便のVJ938便は、定刻の7時50分ごろに到着。そして、折り返し関空からハノイへ向けて飛び立つVJ939便の出発に先立ち、出発ゲート前で就航記念セレモニーを開催した。

 ベトジェットの関空~ハノイ線は、使用機材がエアバス A321neo型機で、1日1往復2便で毎日運航。JAL(日本航空)とのコードシェア(共同運航便)となる。

ベトジェットの関西国際空港~ハノイ・ノイバイ国際空港線(2018年11月8日~)

VJ939便:関空(09時20分)発~ハノイ(13時05分)着、毎日運航
VJ938便:ハノイ(01時30分)発~関空(07時50分)着、毎日運航

VJ939便が出発する2番ゲート前で就航記念セレモニーを開催した
ベトジェットの就航を記念してあいさつする、関西エアポート株式会社 専務執行役員 最高運用責任者 ジェレミ・ゴールドストリッチ氏

 セレモニーの冒頭、関空の運営会社である関西エアポートから、専務執行役員 最高運用責任者のジェレミ・ゴールドストリッチ氏があいさつに立ち、「本日、ベトジェットが関西国際空港とハノイを結ぶ新規路線を就航されますこと、お祝い申し上げます。また、日本における最初の就航地として関空を選んでいただいたことも光栄に思っております。

 ベトナムは日本人にとって非常に人気のある旅行先であるとともに、ベトナムの方々にとっても日本は人気の旅行先と聞いております。2017年度には訪日ベトナム観光客数が32%と高い伸びを示しておりますし、ビジネス、レジャーともに人気の就航地といえます。

 ハノイは世界遺産であるハロン湾をはじめとして、有名な観光地の玄関口となる都市です。そして12月には、関空~ホーチミン・タンソンニャット国際空港を結ぶ路線も就航予定とのことで、今後路線が拡充されることによって、日本とベトナムをつなぐ旅がさらに楽しめるようになるよう願っております」と述べた。

ベトジェットの関西国際空港~ホーチミン・タンソンニャット国際空港線(2018年12月14日~)

VJ829便:関空(09時30分)発~ホーチミン(13時30分)着、毎日運航
VJ828便:ホーチミン(01時40分)発~関空(08時30分)着、毎日運航

ベトジェットの成田国際空港~ハノイ・ノイバイ国際空港線(2019年1月11日~)

VJ933便:成田(09時30分)発~ハノイ(14時00分)着、毎日運航
VJ932便:ハノイ(00時55分)発~成田(08時00分)着、毎日運航

 続いて、ベトジェット 副社長のグェン・ドゥ・タム氏から、ゴールドストリッチ氏にベトジェットのモデルプレーンが、またコードシェアを行なうJAL 関西空港支店 支店長の岡裕次氏に記念の楯がそれぞれ贈呈された。その後、グェン・ドゥ・タム氏、ゴールドストリッチ氏、岡氏の3名で鏡開きが行なわれ、就航記念セレモニーは終了した。

ベトジェット 副社長 グェン・ドゥ・タム氏(右)から、ゴールドストリッチ氏(左)にベトジェットのモデルプレーンを贈呈
ゴールドストリッチ氏(左)からはグェン・ドゥ・タム氏(右)に花束を贈呈
同じくグェン・ドゥ・タム氏(右)から、日本航空株式会社 関西空港支店 支店長 岡裕次氏に記念の楯が贈呈された
鏡開きを行なってセレモニーは終了した

 セレモニー終了後、グェン・ドゥ・タム氏が一部の乗客に記念のレイを贈呈しつつ笑顔で談笑するなど、ゲートは和気あいあいとした雰囲気に包まれた。そして、VJ938便初便の搭乗が始まり、定刻から数分遅れた9時23分にスポットを離れ、ハノイに向けて飛び立っていった。

 ベトジェットでは11月9日までの期間(ベトナム時間で9日の23時59分まで)、1万枚限定で日本行きの国際線が片道100円からという記念キャンペーンを実施している。

セレモニー終了後、搭乗開始
ベトジェットの関空~ハノイ線に使用する、エアバス A321neo型機(登録記号:VN-A674)
定刻からわずかに遅れる9時23分にプッシュバックを開始
ハノイに向けて飛び立つVJ939便