ニュース
JR東日本、中央線特急「あずさ」「かいじ」に2019年春から新たな着席サービスを導入。新型車両E353系で
2018年10月31日 22:49
- 2018年10月30日 発表
JR東日本(東日本旅客鉄道)は10月30日、首都圏と中央線主要駅を結ぶ特急列車「あずさ」「かいじ」に、2019年春から新たな着席サービスを導入すると発表した。
新たな着席サービスは、普通車の全席で事前に座席指定が可能となるほか、座席の指定を受けなくても車内の空席が利用できるというもの。このサービスは常盤線特急「ひたち」「ときわ」で導入されており、中央線特急では2019年春に新型車両「E353系」に統一するのを機に導入する。
料金は、列車/座席を指定する「指定席特急券」と乗車日/区間のみを指定する「座席未指定券」ともに同額で、年間を通じて同一料金で販売する。座席未指定券を購入後に乗車する列車が決まった場合は、指定席券売機やみどりの窓口で、追加料金なしで座席指定を受けることもできる。
特急券は、全国のJRの主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、JRの旅行センターおよび主な旅行会社や「えきねっと」で販売する。また、この着席サービスの導入とともに開始する「えきねっとチケットレスサービス」を利用すると、スマートフォンや携帯電話から座席指定が受けられるほか、指定席特急料金より大人100円/子供50円の割引が受けられる。
なお、本サービスの開始日などの詳細は改めて知らせるほか、新たな着席サービスの導入にあわせて、現在中央線で設定している「あずさ回数券」「中央線料金回数券」「信州特急料金回数券」は発売を終了する。