JR東日本、東京駅/新宿駅/品川駅の駅ナカでシェアオフィスの実証実験。30分まで無料

東京駅/新宿駅/品川駅の駅構内でブース型オフィスを設置した実証実験を行なう

　JR東日本（東日本旅客鉄道）は11月6日、東京駅/新宿駅/品川駅の駅構内にブース型オフィスを設置し、シェアオフィス「STATION WORK」の事業展開を目指した実証実験を11月28日から2019年2月20日まで行なうと発表した。

　この実証実験は、グループ経営ビジョン「変革 2027」の一環として実施するもの。利便性が高く移動時間のロスが少ない駅ナカを活用することで、社会課題となっている働き方改革や生産性向上のサポートをすることを目的とし、2019年度上期の事業展開を予定している。

シェアオフィス「STATION WORK」のサービス概要

　STATION WORKは、駅ナカを中心にブース型「STATION BOOTH（business/personal）」、コワーキング型「STATION DESK」、個室型「STATION OFFICE」の3タイプを展開予定だが、11月28日からの実証実験では、法人が対象の「STATION BOOTH（business）」と個人が対象の「STATION BOOTH（personal）」を各2台ずつ計4台を各駅に設置する。

各駅の設置場所

ブース内部のイメージ

実証実験「STATION BOOTH」の利用イメージ

　STATION WORKの広さは、東京駅に設置するのが1.1×1.1mのスペースで高さが2.2mのもの、新宿駅と品川駅に設置するのが1.2×1.2mのスペースで高さが2.2mのもの。ブース内にはデスクと椅子のほか、照明や無料Wi-Fi、電源、USBポート、暖房、モニター、アロマなどを備える。9時から21時まで利用可能だが、1回の利用時間は15分または30分で、1日最大30分まで。なお利用料は無料だが、個人/法人ともに専用Webサイトでの予約が必要となる。実証実験の詳細は「STATION WORK」を参照されたい。