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広島県、県内各地に顔出しパネル設置。「顔出しんさい!広島県―あなたが顔を出すと、広島が元気になる―」スタート

平成30年7月豪雨で観光客減少

2018年10月10日 発表

広島県が各地に顔出しパネルを設置する新プロジェクト「顔出しんさい!広島県―あなたが顔を出すと、広島が元気になる―」を開始。写真で顔を出しているのは広島県知事の湯崎英彦氏

 広島県は10月10日、平成30年7月豪雨の風評被害により観光客が減少したことを受け、県内各地に顔出しパネルを設置する新プロジェクト「顔出しんさい!広島県―あなたが顔を出すと、広島が元気になる―」を開始した。

 平成30年7月豪雨の影響により、7月の主要観光施設の観光客数は前年比約63%、観光需要が高い8月も同約75%と、風評被害が続いているという。

 その改善に向けた新プロジェクトは、県内の観光スポットなどに記念写真を撮りたくなるようなオリジナル顔出しパネルを設置するもので、“元気な広島県の「今」を写真におさめ、共有いただきたい”との主旨で実施。訪問するという意味での「顔出し」と、顔出しパネルの「顔出し」を掛けている。

 Webサイトでは「第1弾お披露目にむけて絶賛準備中!!」となっており、具体的な設置場所などは現時点で告知されていないが、広島県が持つ海側から山側まで多種多様な観光資源を活かしたオリジナリティあふれるパネルを作っていく予定としている。

顔出しパネルの例
「顔出しんさい!広島県―あなたが顔を出すと、広島が元気になる―」のロゴマーク