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中国東方航空の上海浦東空港ラウンジは広くてきれい! 目の前で調理してくれるヌードルコーナーも

JALとの共同事業を2019年から開始する中国東方航空のラウンジを探検

上海浦東国際空港内の中国東方航空のラウンジをレポートする

 中国東方航空は、上海浦東国際空港内のラウンジを報道公開した。非常に広い面積に、ゆったりとしたソファ席やマッサージチェアなどを贅沢に配置し、出発前のひとときをリラックスして過ごすことができる。目の前で調理してくれるヌードルコーナーは、中国らしい楽しいサービスだ。本稿ではそんな中国東方航空のラウンジをレポートする。

 中国東方航空のラウンジは、保安検査場を通過してすぐに見える「36」「39」ラウンジへの案内板の矢印に従って進み、エスカレータを上るとすぐ目の前に入口がある。

 営業時間は4時30分から最終便の出発まで。ファーストクラス/ビジネスクラス、イースタンマイルズ・プラチナ/ゴールドカード、スカイチームエリートプラスの乗客が利用できる。入口に向かって左へ行くとビジネスクラス/ゴールドカードのラウンジ、右へ行くとファーストクラス/プラチナカードのラウンジとなっている。

中国東方航空のラウンジの営業時間は4時30分から最終便の出発まで。ファーストクラス/ビジネスクラス、イースタンマイルズ・プラチナ/ゴールドカード、スカイチームエリートプラスの乗客が利用できる

 入口があるフロアが4階で、ラウンジ内にさらにエスカレータがあり、4~5階の2フロア構成になっている。2フロアを合わせた面積は約4200m2とかなり広い。

 このラウンジは2016年9月28日にオープンしたもので、内装や調度品も新しくてきれい。充電用のUSBポートはないが、コンセントは豊富に設けられている。

入口があるフロアが4階で、ラウンジ内にさらにエスカレータがあり、4~5階の2フロア構成になっている。2フロアを合わせた面積は約4200m2とかなり広い

中国東方航空のビジネスクラス/イースタンマイルズ・ゴールドカードのラウンジ(4階)

中国東方航空のビジネスクラス/イースタンマイルズ・ゴールドカードのラウンジ(4階)
テーブルタイプとカウンタータイプがあり、どちらにもコンセントが豊富に設けられている
ソフトドリンクやアルコールが用意されているが、「鉄観音」「緑茶」「花茶」とお茶の種類が豊富なのは中国らしい。サンドイッチやサラダ、ホットミール、スイーツのほかに、トッピングを選べてその場で調理してくれるヌードルコーナーもある
シャワールームや着替えスペースなど
指紋を登録して開閉するロッカー

中国東方航空のビジネスクラス/イースタンマイルズ・ゴールドカードのラウンジ(5階)

ラウンジ内のエスカレータを使い5階へ移動する。5階にも受付がありスタッフが詰めている。4階も5階もラウンジスタッフが多く、よく目が行き届いていて清潔感があるのが印象的だ
5階もとても広い
5階のフロアマップ
5階にはマッサージチェアもある
ミーティングスペース
ワークスペース
一見ゲームセンターや喫茶店にあるゲーム機に見えるが、インターネット閲覧用のWindowsマシン
5階のミールスペース。ドリンクのほかにサンドイッチやスイーツなど軽食を用意している

中国東方航空のファーストクラス/イースタンマイルズ・プラチナカードのラウンジ

中国東方航空のファーストクラス/イースタンマイルズ・プラチナカードのラウンジ。4階の半分ほどを使用しているが、とにかく広い
ソファ席
バーカウンターでは水出しコーヒーも提供している
ミールスペース。ここでも目の前で調理してくれるヌードルコーナーがある
「特別なお客さま」が利用するという貴賓室

 中国東方航空は、8月2日にJAL(日本航空)と共同事業に関する覚書を締結しており(関連記事「JAL、中国東方航空と上海で会見。乗り継ぎの利便性向上やマイレージプログラム拡充など共同事業へ」)、2社による日本国内50都市以上、中国国内80都市以上のネットワークを使った路線の新設や整理、ダイヤの調整、マイレージプログラムのサービス拡大などが検討される。将来的にJAL運航便の乗客も、このラウンジを利用できるようになるかもしれない。