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ANA、環境省と連携した「COOL CHOICE」普及啓発。8月1日から機内でアニメ上映

2018年7月30日 発表

ANAは環境省と「COOL CHOICE」の普及啓発で連携。機内の飲料カップにロゴマークを刻印している

 ANA(全日本空輸)は7月30日、環境省が推進する地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」の普及啓発を実施することを発表した。

 環境省が進めるCOOL CHOICEは、普段の行動や、身の回りのものを選ぶなかで、CO2排出削減につながる低炭素な「製品」「サービス」「ライフスタイル」を選択することで、地球温暖化に資する選択を促す国民運動。関連省庁や企業、団体、自治体らと取り組んでいる。

 ANAでは、資源循環型社会を実現するために、Reduce(ごみを出さないようにする)、Reuse(繰り返し使う)、Recycle(資源として再利用する)の取り組みを進める一環として、機内で発生する廃棄物の分別化や、回収したペットボトルを原料とした再生プラスチックを国際線の機内の食器類に導入。再生プラスチックの飲料カップに「COOL CHOICE」のロゴマークを刻印するとともに、機内誌「翼の王国」2017年8月号でCOOL CHOICEを紹介するなど認知度向上に取り組んでいる。

 この活動の一環として、8月1日から地球温暖化の意識啓発アニメ「ガラスの地球を救え!」を機内エンタテイメントプログラムで上映する。このアニメは手塚治虫のエッセイ集「21世紀の君たちへ ガラスの地球を救え」に込められたメッセージをコンセプトに作られた、地球温暖化について考える2本のアニメーション。

 このアニメを、8月1日から国際線(ボーイング 737型機ではビジネスクラスでのみ9月から上映)、10月1日から国内線のANA Wi-Fi Serviceまたはシートモニター導入機材で上映する。いずれも2019年2月までを予定している。

地球温暖化の意識啓発アニメ「ガラスの地球を救え!」を8月1日からANA国際線(一部機材除く)で上映