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JR東日本、JRE POINTが3.5%還元で貯まるSuica&クレジットカード「JRE CARD」発表会
JRE POINTカードの3.5倍以上
2018年7月2日 21:22
- 2018年7月2日 サービス開始
JR東日本(東日本旅客鉄道)とビューカードは7月2日、アトレ品川(東京都港区港南)で発表会を開き、JRE POINTが貯まるクレジットカード「JRE CARD(ジェイアールイー・カード)」のサービス開始について説明した。
JR東日本グループでは、アトレなどグループ各社が提供していたポイントシステムを2016年にJRE POINTに統合しているが(関連記事「JR東日本、『JRE POINT』をスタート」)、JRE CARDはそのJRE POINTを貯めることができるSuica対応のクレジットカードとなる。Suica機能の有無、Suica定期券機能の有無は選択することができる。
会見にはJR東日本 執行役員 事業創造本部 副本部長の表輝幸氏、アトレ 代表取締役社長の一ノ瀬俊郎氏、ビューカード 代表取締役社長の田浦芳孝氏に加え、JRE POINTのイメージキャラクターを務める乙葉さんが参加した。
JR東日本の「JRE CARD」概要
サービス開始日:2018年7月2日
年会費:477円(入会初年度は無料)
Suica:なし/Suica/Suica定期券から選択可能
クレジットカード:VISA/JCB/Mastercard ※Suicaなし、Suica定期券付きが選べるのはVISAのみ
Webサイト:JRE CARD
より便利でポイントが貯まりやすいお得なカードにしていきたい
JR東日本の表輝幸氏は、JRE CARDの概要について説明した。JR東日本では2017年秋に事業の変革と創造を目標にした成長ビジョン「生活サービス事業成長ビジョン(NEXT10)」を発表しているが、JRE CARDはその取り組みの一環に位置付けられる。
JRE CARDを使い、駅ビルなどに入る対象店舗やオンラインショップの「JRE MALL」で買い物をすると、従来のJRE POINTカードでは100円(税抜)あたり1ポイントだったものが、購入時に3ポイント貯まる(3%還元)ようになる。さらに請求金額確定時には1000円(税込)あたり5ポイント貯まり(0.5%還元)、合計3.5%のポイント還元率となる。JR東日本エリア内にある駅ビルや駅ナカの99カ所がJRE POINT加盟店だが、そのうち73カ所が「優待店」となり上記の還元率になる。また、JR東日本で定期券や切符を購入したり、Suicaチャージを行なったりすると、1000円(税込)ごとに15ポイント(1.5%還元)を得ることができる
現在JRE POINTカードの会員数は約460万人、ビューカードの会員数は約530万人、さらにSuicaのユーザーは約6500万人とのことで、これらの会員・ユーザーをJRE CARDユーザーへ誘導していきたいという。そのため最大6000ポイントのJRE POINTがもらえる「JRE CARDデビューキャンペーン」を7月2日から10月31日まで(入会は8月31日まで)実施する。表輝幸氏は「このJRE POINTカードの加盟店の数や、優待サービスの充実などを図り、より便利でポイントが貯まりやすいお得なカードにしていきたい」と述べて、プレゼンテーションを締めくくった。
家族へたくさんお土産を買って、何ポイント貯まるんだろうと考えるのも楽しみ
JRE CARDのプレゼンテーションのあとには、JRE POINTのイメージキャラクターを務める乙葉さんが登場し、ミニトークショーが開かれた。
乙葉さんは「とてもよくアトレなど利用させていただいています。とくに暑い季節は駅ナカで過ごすのが楽しいです」と語り、電車や駅ビル・駅ナカをよく利用しているのこと。「家庭を持ってからポイントを貯めることが毎日の日課のようになっていて、これを買ったら何ポイントになるんだろうというワクワク感が増すので、このJRE POINTはとてもいいなと思います」と話した。
この日はキャンペーンの一環で会見が終わり次第仙台への日帰り旅行に出かけることになっており、移動や現地での昼食、お土産などにJRE CARDを使い、何ポイント貯まるのかを検証するそう。
そして「移動の新幹線や仙台駅のエスパル仙台でのお買い物でもポイントが貯まるので、家族へたくさんお土産を買って、何ポイント貯まるんだろうと考えるのも楽しみですね。そしてJRE CARDの魅力を一人でも多くの方に伝えていけたらと思います」と話し、仙台へ旅立っていった。