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千葉駅の顔「ペリエ千葉」グランドオープンに小倉優子さん登場。「家族とお食事を楽しみたい」と祝福
2018年6月29日 11:10
- 2018年6月28日 グランドオープン
JR東日本(東日本旅客鉄道)千葉支社と千葉ステーションビルは6月28日、共同で行なっている千葉駅・駅ビル建て替え計画の一つである、千葉駅ビル「ペリエ千葉」をグランドオープンした。当日は各社の代表が開業のあいさつを行ない、スペシャルゲストにタレントの小倉優子さんを招いてオープンセレモニーが開かれた。
ペリエ千葉は2016年11月のエキナカ開業から段階的に開発を進めてきたが、今回のグランドオープンにより新たに87のショップが開店し、計277のショップが揃った。今回開業したのは、本館1階部分と別館である「ストリート1」の1階部分、本館とストリート1の地下にある地下1階「ペリチカ」になる(関連記事「JR東日本、千葉駅の『ペリエ千葉』内覧会。277店舗が出揃う」)。
最初にJR東日本 執行役員 千葉支社長である西田直人氏が前に立ち、「JR千葉駅の建て替え工事ですが、7年前の2011年秋からスタートし、2016年に新駅舎の開業、2017年9月に2階から上のフロアの開業を経まして、このたびの1階ならびに地下1階の開業をもちまして、ついにグランドオープンとなりました」とあいさつ。
JR千葉駅については、「プラットフォームの上にコンコースを設けまして、東西南北の出口を作ることにより開放的な空間を設けることができました。また、千葉市の協力によりモノレールの連絡口、西口デッキ、公園口を設けることで回遊性、アクセス性を改善することもできました。千葉駅を中心としたお客さまの利用が増えていることからも、このグランドオープンを機にさらなる魅力向上のため情報発信やさまざまな取り組みを行なっていく予定です」と期待を込めて語った。一方、西口の改札や階段付近、ホームの床面についてはまだ工事中の部分があるが、これも今年度中に完了する予定であるとのことだ。
次に千葉ステーションビルの代表取締役社長である椿浩氏が「建て替えのために2011年1月に旧ペリエ千葉は閉館し、それから約7年半、本日新しいペリエ千葉がグランドオープンいたします。その間、長きにわたりましたが皆さまのご協力をいただくことでこの日を迎えることができました」とあいさつした。
「今回オープンする部分は生鮮食品、総菜、フードコート、あるいはパブなど食の部分が多いのですが、そのほかにもファッションや雑貨、あるいはドラッグストアやコンビニなど、幅広い層にご利用していただけると考えております。これまで段階的にオープンしてきましたが、ただのファッションビルにとどまらない、お客さまが交流できる場として、ペリエホールやイベントスペースの提供など、これまで開発を進めてきました。今回オープンするストリート1と本館、すでに営業を開始しているストリート2とロータリーという街に面したエリアが開業することで街との交流が高まり、新しい流れができることで千葉をますます元気にしていきたいと思います」と、今後の抱負を語った。
最後に千葉県出身ということもあり小倉優子さんが登場。「本日はグランドオープンおめでとうございます。私は千葉県の茂原市の出身なんですけど、ペリエ千葉には子供のころから何度も訪れています。なので、今日は新しくなったペリエ千葉にお邪魔できてとてもうれしいです! 千葉には今でもよく帰ってくるので、新しくなったペリエ千葉で家族とお食事を楽しみたいと思います」と、新しくなったペリエ千葉への祝辞と期待を語った。
そのあとは、登壇した3名とJR東日本 千葉駅長の江澤修氏、リンツ ショコラ ブティック 店長の及川更紗氏、nilo and…店長の野村結氏、千葉ステーションビル 取締役千葉支店長の菊地一秀氏の7名でテープカットを行ない、ペリエ千葉がオープンした。
7年半にわたる改良工事で生まれ変わったペリエ千葉。千葉駅の顔として、住民や観光客が便利に利用できる複合ショッピングセンターとして今後も愛されていくに違いない。28日、29日、30日と週末にかけてイベントや開店記念セールを行なっているショップも数多く、大勢の人でにぎわうことだろう。