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JAL、成田~伊丹線40周年イベント。ダグラス DC-8-61での運航開始から40年

2往復4便すべてで搭乗証明書を配布

2018年6月8日 実施

JALは成田~伊丹線就航40周年を記念するイベントを実施した

 JAL(日本航空)は6月8日、成田国際空港~伊丹空港(大阪国際空港)線の就航40周年を記念して、成田と伊丹両空港の搭乗口でイベントを実施した。

 JALの成田~伊丹線の就航は1978年6月8日で、当時の成田(新東京国際空港)は5月に開港したばかり。機材はダグラス DC-8-61型機を使用していた。現在は1日2往復4便を運航しており、JL3002/3005便にはボーイング 767型機、JL3006/3007便にはボーイング 737-800型機が使われている。

22番スポットで搭乗開始を待つJL3006便
ゲートには40周年を伝える看板が控えめに設置されていた
JALの成田~伊丹線運航スケジュール

JL3002便:伊丹(08時00分)発~成田(09時20分)着、毎日運航
JL3006便:伊丹(14時40分)発~成田(16時00分)着、毎日運航
JL3005便:成田(16時55分)発~伊丹(18時10分)着、毎日運航
JL3007便:成田(18時25分)発~伊丹(19時50分)着、毎日運航

 40周年を迎えた6月8日当日は、4便すべてで利用者に搭乗証明書を配布したほか、伊丹発JL3006便の搭乗口22番ゲート前では、機内への案内順・時刻などを伝える通常のアナウンスに続いて、成田~伊丹線が40年前にダグラス DC-8-61型機で運航開始したことをアナウンス。「40年の長きにわたってご支援、ご利用いただき、この大きな節目を迎えることができました。この場を借りて日本航空一同、心より御礼申し上げます」とゲート前でスタッフが揃って一礼した。

通常のアナウンスに続いて、40年の歴史を振り返るアナウンス

 搭乗が始まると、搭乗橋の前で利用者一人一人に搭乗証明書を配布。途中からはJAL 大阪空港支店 支店長 兼 JALスカイ大阪 代表取締役社長 園田武史氏も加わり、利用者に感謝を伝えた。この日は外国人利用者の姿が目立ったが、JALの担当者によると、最近は関空(関西国際空港)から入国して大阪を観光、伊丹から東京に向かって、成田や羽田から帰国するという外国人旅行者が増えているという。

搭乗する利用者に記念品として搭乗証明書を配布
日本航空株式会社 大阪空港支店 支店長 兼 株式会社JALスカイ大阪 代表取締役社長 園田武史氏も記念品配布に加わった
配布した搭乗証明書
22番スポットに駐機するJL3006便。登録記号はJA333J
定刻よりやや早めにプッシュバックを開始

 定刻14時40分発のJL3006便は、定刻よりやや早くプッシュバックを開始、成田に向けて飛び立っていった。

この日の大阪はときどき雨が降るあいにくの空模様。曇り空のなか、JL3006便が離陸した