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ロシアのFIFAワールドカップに向けてサッカー日本代表が出発。JALチャーター便への搭乗前にセレモニー
2018年6月2日 13:23
- 2018年6月2日 実施
JAL(日本航空)は6月2日、サッカーの「2018 FIFAワールドカップ ロシア大会」に参加する日本代表の出発セレモニーを、成田国際空港第2旅客ターミナルの搭乗ゲート前で実施した。日本代表はまず事前キャンプ地であるオーストリアのインスブルックへ向かい、その後、開催地であるロシアへ移動する。
JALはサッカー日本代表のサポーティングカンパニーとなっており、2018年のワールドカップに際しても、エール送る特別塗装機として、国内線に「SAMURAI BLUE 応援ジェット1号機」、国際線に「SAMURAI BLUE 応援ジェット2号機」を就航させている。
セレモニーであいさつした、JAL 執行役員の柏頼之氏は「日本サッカー協会さまへは1999年から協賛していて、今年はちょうど20年目になる。社員一同応援している。SAMURAI BULE応援 ジェットを2機飛ばしており、皆さまと一緒に戦う気持ちで応援している」と話し、選手らの活躍と無事の帰国を祈念する言葉を送った。
今回の日本代表の移動については、JL8823便として、ボーイング 787-8型機によるチャーター便を運航。選手ほか日本サッカー協会関係者など50名が乗り、ドイツのミュンヘンへ向かった。
日本サッカー協会からは会長の田島幸三氏があいさつ。「本日、JALの翼で私たちはワールドカップへ旅立つ。私たちは97年間の日本サッカーの歴史、ワールドカップに出て20年間の経験、英知を結集し、ロシアのワールドカップに臨みたい。ここにいる選手、スタッフ、全員が一丸となって、日本らしいサッカーをしっかり見せたい」と意気込みを話した。
その後、JALグループスタッフから西野朗監督、キャプテンの長谷部誠選手へ花束や特別塗装機のモデルプレーン、JALグループ従業員のメッセージ入りユニフォームをプレゼント。このメッセージ入りユニフォームはJALグループ各部門から贈られており、発案したのはパイロットの佐藤烈氏。佐藤氏はこのJL8823便の副操縦士も務める。
こうしたプレゼントの返礼として、西野朗監督と長谷部誠選手がマイクを持ち、西野監督は「大舞台、いよいよロシアが始まる。ここにいる選手、スタッフ一つになって、たくさんのサポーターの期待に応えられるように精いっぱい戦ってきたい。たくさんの思い、期待を乗せてロシアに向けて出発したい」、長谷部選手は「日本中の皆さんの素晴らしいサポートを胸にロシアの地へ行きたい。今日は緊張感があるが、代表チーム、元気に、そして強い気持ちを持って戦ってくる」と意気込みを語った。
その後、選手一人一人が搭乗。同機の出発に際しては、搭乗ゲートや駐機場からも横断幕を持って応援。ワールドカップの場へ向かう選手を見送った。