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「もっと海外を知る世界の旅に出発するため」。関空マスコットキャラクター卒業イベント「カンクン出発式」開催
後任の「そらやん」に新しいスカーフをプレゼント
2018年3月30日 17:38
- 2018年3月30日 開催
関西エアポートは3月30日、関空(関西国際空港)のマスコットキャラクター「カンクン」の“卒業”を記念するイベント「カンクン出発式」を関空 第1ターミナルビル 2階中央「KIX ギャラリー」前で実施した。
カンクンは1994年に関空が開港して以来、14年にわたって世界から訪れる人に対して「ようこそ」「ありがとう」の心と気持ちを伝えてきたマスコットキャラクター。このたび、「もっと海外を知る世界の旅に出発するため」卒業することになった。
なお、カンクンの卒業後は、同じ関西エアポートが運営する伊丹空港(大阪国際空港)のマスコットキャラクター「そらやん」が、関西エアポートグループの公式キャラクターに就任。神戸空港を合わせた“関西3空港”を盛り上げていくことになる。
3月30日の14時にスタートした「カンクン出発式」には、事前の告知を耳にして多くのファンが参加。司会の女性を通じてカンクンの心境などが語られた。
今回の卒業の理由になった「世界の旅」では、大好きな関空を離れることが寂しいと語りつつ、世界中を巡ってもっと海外のことを知り、さらにみんなのお役になってるようになりたいとカンクンは意気込みをコメント。これまでに一番の思い出は、やはり開港当時の興奮と熱気が忘れられないと語り、いろいろな人に出会って楽しい思い出しかないとふり返った。
また、後を任せることになるそらやんには、たすきのバトンタッチの代わりに、そらやんがいつも身につけているスカーフを新たに作成。“関西3空港”を盛り上げていくそらやんにサプライズプレゼントとして贈られた。
また、カンクンの卒業にあたり、セントレア(中部国際空港)のオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」も来場。いろいろな国に友達がいて「ほとんどすべての言語で会話できる」というフーは、これから旅立つカンクンに「たくさんの国に行っていろいろな言葉を話せるように勉強してきてほしい」とアドバイス。セントレアからカンクンの活躍を祈っているとのコメントも贈った。
集まったファンとの記念撮影が終わったのち、カンクンは全員の拍手に送られて世界の旅に出発していった。