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ジェットスター、2025年大阪万博誘致へ特別塗装機「2025 万博誘致ジェット」就航

「2025 日本万国博覧会誘致委員会」のオフィシャルサポーターに

酒井利

2018年2月28日 19:41

2018年2月28日就航

ジェットスター・ジャパンは特別塗装機「2025 万博誘致ジェット」を就航した

　ジェットスター・ジャパンは、2025年国際博覧会の大阪・関西への誘致活動に賛同し、2月19日に「2025 日本万国博覧会誘致委員会」のオフィシャルサポーターとなった。そして国内外に万博誘致活動の認知向上を図り、誘致機運の醸成に貢献するべく、2月28日から特別塗装機「2025 万博誘致ジェット」の運航を開始した。

「2025 万博誘致ジェット」にはジェットスター・ジャパンのエアバス A320-200型機（登録記号：JA01JJ）が使われ、誘致ロゴマークが機体左側に塗装されている。初便となるGK205便（成田国際空港～関西国際空港）の出発前には記念イベントが行なわれたのでレポートする。

大阪・関西の魅力を全国に広めていきたい

　成田空港第3ターミナル国内線出発ゲートラウンジの163番ゲート前で行なわれたセレモニーであいさつに立ったジェットスター・ジャパン代表取締役社長の片岡優氏は、「私どもジェットスター・ジャパンは、2025年の大阪・関西万博実現に向けた誘致活動に賛同いたしまして、2月19日に2025 日本万国博覧会誘致委員のオフィシャルサポーターとなりました。

　そして本日、私どもの飛行機が航空会社としては初めて、このロゴを付けて就航いたします。名前は『2025 万博誘致ジェット』です。もうすぐ私どものGK205便として成田空港から関西に出発をいたします。

　2017年はジェットスター・パシフィックがベトナムから関西空港に就航しましたが、ジェットスターグループすべてが乗り入れる空港でございまして、成田をはじめ関西空港は私どもの戦略的にも重要な拠点としてとらえております。私どもの関西空港の発着拡大および、大阪・関西の魅力を全国に広めていきたいと考えております。

　昨今、大阪・関西では誘致活動のおかげで、このロゴ（国際博覧会誘致ロゴ）をいろんなところで見るようになりました。私どもは国内のみでなく、この活動を海外にも広めていきたいと思います」とコメントした。

ジェットスター・ジャパン株式会社代表取締役社長片岡優氏。「関西空港はジェットスターグループにとって重要な拠点」と語った

PRや誘致の機運が盛り上がることを期待

　セレモニーに出席した2025 日本万国博覧会誘致委員会事務局長の榮野正夫氏は、「私ども誘致委員会は、2025年の万国博覧会を大阪・関西に誘致する活動を行なっております。地元自治体、財界、政府が一体となって万博を大阪・関西にとがんばっております。

　このたびは、委員会のオフィシャルサポーターでありますジェットスター・ジャパンさまのご支援によりまして、誘致ロゴを塗装した特別塗装機を就航いただき、この場をお借りして御礼申し上げたいと思います」とあいさつ。

　さらに、「片岡社長のお話にもありましたとおり、大阪ではあらゆるところでロゴマークがみられるということで、だんだん盛り上がってきたなと思いますが、まだ首都圏とか全国の都市においては、（認知度向上は）課題だと思っております。

　塗装機が全国各地に、あるいは世界に飛んでいき、ジェットスター・ジャパンのご支援によりまして、PRや誘致の機運が盛り上がることを期待しております。11月に誘致ができるかを決める投票が行なわれますので、これまで以上に、政府や関係者の方々と全国での誘致活動をがんばってまいりたいと思っておりますので、皆さま方のご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます」と、誘致活動の認知度向上と誘致実現の思いを語った。

2025 日本万国博覧会誘致委員会事務局長の榮野正夫氏。「まだまだ大阪以外では認知度を上げないといけない」とコメントした

ジェッ太くんも登場して乗客に記念品をプレゼント

　ゲート前イベントにはジェットスター・ジャパンのマスコットキャラクター「ジェッ太」くんが登場し、グリーティングを行なった。そしてGK205便のボーディングでは、乗客へクリアファイルやピンバッジ、誘致賛同者を募るメッセージが記載されたステッカーなどの記念品がプレゼントされ、スタッフらが搭乗を見送った。

片岡社長と榮野事務局長が乗客に記念品をプレゼント

乗客にプレゼントされた記念品のステッカー、ピンバッジ、クリアファイル