旅レポ

ジェットスター・アジアの那覇~シンガポール線初便搭乗レポート

ジェッ太と行く初めてのシンガポール♪

ジェッ太と一緒に初便に乗ってきました

 ジェットスター・アジア航空は11月17日、沖縄・那覇空港とシンガポール・チャンギ国際空港線を就航しました(那覇空港で行なわれた記念式典の様子はこちら)。

 シンガポールから来た初便の3K791便は放水アーチで迎えられ、折り返し3K792便としてシンガポールへ向けて出発します。その記念すべき日本初便に私ゆきぴゅーも搭乗しましたのでレポートしたいと思います。ちなみに私、シンガポールは初ですの!

前日の那覇入りから初便搭乗まで

旅のお供はジェッ太。ご存知ジェットスター・ジャパンの公式キャラクターです

 今回搭乗した3K792便は、那覇空港を朝8時55分出発。私は東京からの参加なので、前日に沖縄入りしました。利用したのはもちろんジェットスター!

まずは成田空港第3ターミナルから沖縄・那覇空港へ
沖縄の夜は一人居酒屋を堪能。海ぶどう大好き♪

 翌朝那覇市内のホテルから、ゆいレールで那覇空港へ。よく考えたら那覇空港の国際線って利用するの初めてですわ~などと思いながら、長い連絡通路を歩いて国際線ターミナルに到着。チェックインカウンターは、20~30人くらい並んでいたでしょうか。でもカウンター窓口がいくつもあったので、思っていたよりスムーズに荷物を預け終えて無事チェックイン。保安検査~出国審査へと進みます。

初めて来た那覇空港の国際線ターミナルビル
どうやらこの日出発する一番早い便のようでした
ジェットスターのチェックインカウンター

 カウンターで「そういえば2日後の帰りの便はWebチェックインができたのですが、行きの便はできなかったのはなぜですの?」とお聞きすると、那覇空港ではWebチェックインが未対応のため、カウンターでのチェックインのみなんですとのこと。なるほど。

搭乗ゲートではジェッ太と記念写真のサービスが
この日のクルーさんたちとも記念撮影
大きいジェッ太が気付いてくれたみたい!
貴重なショットが撮れました(宝物にします)

 ジェッ太と記念写真を撮り終えたころ、窓のほうがざわざわし始めたので何ごとですの? と思って行ってみると、ちょうどシンガポールからの3K791便が到着して放水アーチの歓迎を受けているところでした(トイレとか行っていなくてよかった!)。正面からゆっくりとボーディングブリッジに向かってくる機体はとってもかっこよかったです。

シンガポールから到着した3K791便が見えてきました
放水アーチの歓迎を受けるシンガポールからの初便。なかなか見られない記念の1枚です

 8時半をまわったころから搭乗スタートです。オレンジ色のジェットスターTシャツを着たスタッフさんからお客さんへ記念品が手渡されました。ちなみにこの日はほぼ満席とのこと。小さな子供連れ、一人旅、女子旅、夫婦旅、親子旅など、客層はさまざまだった印象です。一方、CA(客室乗務員)さんは、日本語のほかに英語、ポルトガル語、マレー語が話せる人が乗務されているとのアナウンスがありました。さあ、いよいよ離陸です。

初便搭乗の記念品をいただきました
乗り込んだ機内の様子
シートポケットには機内誌、免税品カタログ、機内食メニュー
眼下に見えるのは沖縄の海。行ってきま~す

 那覇~シンガポールの所要飛行時間は5時間20分。時差は日本より1時間遅れのシンガポール現地時間13時15分に到着します。さてここで搭乗ゲートでいただいた記念品を開けてみましょう。

いろいろ入っていました

 中身はサングラス、スマホレンズセット(ワイド/マクロ/魚眼の3種入り)、そらいろクレヨン、そして初便搭乗証明書。このそらいろクレヨンは、5年目を迎えたジェットスター・ジャパンが今年作った5色の「空色」をパッケージにしたもので、子供連れの乗客に配ったり、「空の日」イベントで販売したりしたのだそう。確かにに空の色って青だけじゃなくて、いろんな色がありますわよね~。これはとってもうれしいプレゼント!

こちらが5色のそらいろクレヨン。とってもかわいいパッケージです
前日の成田~那覇間の機内から撮った1枚。確かにクレヨンの色全部揃ってる!

シンガポールといったらチキンライス! 早くも機内食で堪能

 離陸後1時間ほどして機内食販売がスタート。今回私は事前予約しておいたシンガポール風チキンライスを食べました。厚切りの鶏肉はとっても柔らかくてボリューム感たっぷり。お醤油とほのかに生姜風味が香るご飯によく合います。色合いのよいニンジンとチンゲン菜が添えられていました。

「向きが逆さまじゃないかな?」とジェッ太は思っています
向きを直してパクリ
ジェットスター・アジア航空の機内食メニュー
ドリンクメニューも

 機内食メニューは日本語表記はありませんが、写真を見ればだいたい分かります。例えば「COCONUT RICE WITH SAMBAL CHICKEN」は、ココナッツライスのサンバルチキン添え。サンバルというのは、シンガポールのお隣マレーシアの料理で欠かせない調味料のこと。東南アジアの食べ物が大好きな私には、どれも食べたくなる魅力的なラインアップでしたわ。

この日のCA(客室乗務員)さんはハイビスカス柄のかりゆしウェアに首からレイをかけた初便限定ファッション

 支払いは日本円とシンガポールドル(SGD)のほかに、クレジットカード決済も対応しています。朝10時ごろからの販売なので、朝食を食べていない人やちょっと早めのお昼にという人がたくさんいたようで、かなり売れていた様子。

 ソフトドリンクはコーヒー、紅茶、ジュースやコーラなどが4SGD(332円、1SGD=83円換算)。マフィンとのコンボセットもあって7SGD(581円)でした。アルコールはビールやワイン、ウイスキーなどが8SGD(664円)から用意されています。

意表を突いたクイズ大会で大盛り上がり

 機内食販売も終わり、照明も落ちてお休みタイムが続いていたのですが、シンガポール到着まであと1時間ほどというタイミングで、いきなりクイズ大会を開催するというアナウンスが流れたのには意表を突かれました! しかも「このクイズは早押しクイズになっております。答えが分かった方は頭上のコールベルでお近くの乗務員をお呼びください。また素敵な景品をご用意しておりますのでぜひご参加ください」ですと! なかなか楽しいです、ジェットスター・アジア航空。

突然開催されたクイズ大会

 まずは1問目。「免税品カタログのなかに、本日この便に乗務しているクルーが載っています。クルーを探し出して、そのクルーのフルネームをお答え下さい」という問題。すると、あちこちから「ポーン」「ポーン」「ポーン」とコールベルの音が。正解が出たあとも「ポーン」「ポーン」「ポーン」と鳴り止まない状態に(笑)。

「2問目いきますので、コールベルをリセットしてください」とのアナウンスで落ち着きましたが、2問目からは挙手制に変更されました。それがいいと思います。「では2問目です。免税品カタログの商品のなかに90SGDの商品がございます。それは何でしょうか?」答えは「チョーヤ梅酒」でした。「カタログのなかにジェットスター関連商品は全部でいくつあるでしょうか?」という問題で、盛り上がったクイズ大会もお開きに。

「分かった人は手を挙げてくださ~い」と、かなり盛り上がったクイズ大会。フライト終盤で楽しいひとときを過ごすことができました
シンガポールが見えてきました

キレイでオシャレでカッコイイ! シンガポール・チャンギ国際空港に到着

この日の乗務員さんたち。ジェッ太を持ってもらって記念にパチリ。ありがとうございました~

 出発は少々遅れたものの、ほぼ定刻どおりにシンガポール・チャンギ国際空港に到着した3K792便。ターミナルは1~4までありますが、ジェットスター・アジア航空はターミナル1に着きます。

 キョロキョロしながら入国審査のところまで歩いて思ったことは「うわっ、なんかこの空港カッコイイ!」でした。それもそのはず、このシンガポール空港は世界の空港ランキングで常に上位にランキングされる有名な空港なのです。

日本とシンガポールの時差は1時間。現地時間13時過ぎに到着です
おおお!? なんだかこの空港、すごいオシャレかも! ジェッ太も大コーフン!?
シンガポールドルに両替
空港の無料Wi-Fiにつなぐには、インフォメーションでパスポートを出してパスワードをもらいます
シンガポール空港にはかわいい自動チェックイン機が!
空港内に日本語表記があることに感動
緑がいっぱいで美しい。クリスマスのデコレーションもあちこちに

 到着したターミナル1には、街までの移動で使おうと思っていたMRT(地下鉄)がないので、空港間を走るスカイトレインでターミナル3に移動。そのターミナル3がたまげました。それがこちら!

ジャ~ン!!

 なんとダイナミックで美しい空間ですの~! しばらく口をぽかんと開けて立ち尽くしてしまいました。カフェやショップも充実していてとっても居心地がよさそう。近未来的で無機質な感じのなかにも、南国の植物をうまく取り入れてグリーンを見せているところが素敵なんですの。このまま空港探索も楽しいかも……とまで思ってしまった空港をあとにして、シンガポールの中心地へと向かったのでした。

ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。