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エアバス A350-1000型機の初号機、ローンチカスタマーのカタール航空へ

発注37機の1機目。ダブルベッドにもなるビジネスクラス「Qsuite」を初採用

2018年2月20日(現地時間) 引き渡し

エアバスは、エアバス A350-1000型機の初号機をカタール航空に引き渡した

 エアバスは2月20日(現地時間)、エアバス A350-1000型機の初号機を、ローンチカスタマーであるカタール航空にフランス・トゥールーズで引き渡し、記念式典を開催した。

 エアバス A350-900型機のストレッチモデル(長胴型)であるA350-1000型機は、A350-900型機より全長が約7m長く、プレミアムエリアが約40%広い。

 カタール航空は「A350 XWB(eXtra Wide Body)」シリーズを合計76機発注している世界最大のカスタマーで、そのうちA350-1000型機は37機を発注。今回がA350-1000型機の世界初受領となる。

 カタール航空の仕様では、A350-900型機と比較して44席多く、ダブルベッド仕様にもなるビジネスクラス「Qsuite」を初めて採用している。

エアバス A350-900型機のストレッチモデル(長胴型)であるA350-1000型機は、A350-900型機より全長が約7m長く、プレミアムエリアが約40%広い
A350-1000型機とA350-900型機
A350-1000型機はフランス・トゥールーズで引き渡され、記念式典が開催された

 国内航空会社ではJAL(日本航空)がA350シリーズを確定で31機、オプションで25機発注しており、確定発注31機のうち13機がA350-1000型機となっている。

A350-1000型機の特徴