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JAL、福岡・竈門神社とコラボで縁結びフライト実施。乗客がさまざまな「縁」を願い札に託す
願い札は後日、竈門神社に奉納
2018年2月14日 14:48
- 2018年2月14日 実施
JAL(日本航空)福岡空港支店は2月14日、福岡県太宰府市の宝満宮竈門神社(ほうまんぐうかまどじんじゃ)とのコラボレーション企画として、縁結びフライトを実施した。
宝満宮竈門神社は近年、縁結びの神様として特に女性観光客の注目を浴びている。太宰府天満宮からもほど近い場所にあるということで、福岡観光の人気スポットとして注目度を高めているのだ。
竈門神社は主祭神に「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」を祀っている。魂(玉)と魂を引き合わせる(依)という御神徳があると伝わり、古くから縁結びの神として信仰されてきた。男女の良縁だけでなく、家族・友人・仕事・旅とあらゆる「縁」を結ぶ神様としても知られている。
天智天皇の時代に、学問・至誠の神として知られている太宰府天満宮が九州を統治するために置かれた際、鬼門にあたる竈門山(現在の宝満山)に建てられ、多くの山伏が修練のために訪れた場所でもある。
こうした由来もあり、女性だけでなく男性客にも願い札を書いてほしい、というJAL側の希望もあり企画が立てられた。フライト前に搭乗客が記入した願い札は、後日竈門神社に奉納される。
9時30分、福岡空港国内線ターミナル内の6番搭乗口前には特設ブースが登場し、10時10分発羽田行きのJL308便を待つ搭乗客に向け、願い札へ記入を促すアナウンスが流れる。グランドスタッフらが搭乗客に向かって声をかけると、次々とブースにやってくる姿が見られた。
鶴の模様が入った願い札は2パターン用意され、願いを記入し三つ折り、最後に赤い紐で結んで完成する。願い札の記入台には、東京へ向かうビジネスマンの姿も多くあり、思い思いの願いを書き入れていた。最終的に、三方(さんぼう)には28の願い札が乗せられた。記入した搭乗客には、竈門神社の御下がり品である金平糖(非売品)がプレゼントされた。
願い札に記入された内容は、「希望の学校に合格できますように」「家族や友人とさらに仲よくなれるように」といった内容が多く、ビジネスマンの多い平日朝の福岡~羽田線において、せわしなさを和らげる雰囲気となっていた。