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ラッキーピエロ、バニラエア、成田空港、函館~成田線キャンペーン実施
函館~成田線の往復航空券やラッキーピエロのお食事券などが当たる。峠下総本店で3社共同発表
2017年4月24日 13:15
- 2017年4月21日~5月20日 実施
ラッキーピエログループ、バニラエア、NAA(成田国際空港)の3社は4月21日~5月20日までの1カ月間、バニラエアの函館~成田線の就航を記念して共同キャンペーンを実施する。観光客をはじめ、道南地域の利用者に割安なLCC路線をアピールするのが狙い。
キャンペーンの内容は、道南地区に17店舗を展開するハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」で食事をするとQRコードが付いたポストカードが配布され、そこからキャンペーンサイトにアクセスしてアンケートに答えると、抽選で景品がプレゼントされるというもの。
もう1つは、「バニラエアの函館=成田線就航記念セット」(850円)の販売。同店のメニューで人気ナンバーワンであるチャイニーズチキンバーガーとポテトとバニラシェイクに、ラッキーピエログッズとバニラエアのキーホルダー、もしくはボールペンが付いてくる。このメニューは3000セットの数量限定となっている。
「ラッキーピエロ×バニラエア×成田空港 共同キャンペーン」プレゼント内容
特賞:バニラエア 函館~成田線往復ペアチケット 1組2名
1等:ラッキーピエロ お食事ギフト券(1万円分) 5名
2等:ラッキーピエロ お食事ギフト券(3千円分) 30名
3等:成田空港オリジナルグッズ 50名
発表会の冒頭では、ラッキーピエログループ 代表取締役社長である王一郎氏がマイクを持ち「12席でスタートした当店も30周年を迎え、現在では店舗数は17になり、年間220万人のお客さまにご利用いただいております。ライダーによる口コミやテレビによる取材、実際にご来店いただいたお客さまによる口コミなどで、旅雑誌『じゃらん』の『北海道じゃらん』のご当地グルメで1位を獲得し、全国でも4位に選ばれるなど、地元のみにしか出店しないという方針のもと、地元の皆さまに愛されるソウルフードとして育てていただいたことに大変感謝しております」と挨拶。
「バニラエアが就航することで、東京はもちろん、成田から世界へとリーズナブルな値段で行動半径が広がりました。18の道南市町村の方々の幸福度を高めてくれると思えてなりません。私もこれからどんどん利用したいと思います」と、バニラエアの函館~成田線の就航を歓迎した。
次にバニラエア 代表取締役社長の五島勝也氏がスピーチし、「函館~成田線が就航した際に初めてラッキーピエロを訪れましたが、独特の味とボリュームと豊富なメニュー、それにお店が賑やかで楽しく、圧倒されたのを記憶しております。私たちはLCC、格安航空会社と呼ばれていますが、夏の運賃で5380円からとお求めやすいお値段で提供しております。
就航して現在3年半経ちますが、国内線が7路線、国際線が7路線あり、3月には累計で500万人の方にご利用いただいております。2月19日に就航した函館~成田線ですが、2月~3月の累計ですでに1万人を超える方にご利用いただいており、地元の報道では対前年比で13カ月ぶりにプラスに転じて「バニラエア効果」と発表されてうれしく思っております。東京、成田を含めて隣町気分でお手頃にお出かけできるようになったと思います」と、函館~成田線に手応えを感じている様子だった。
そのほかでは、「成田空港は決して東京から遠くありません。電車ならJRの山手線の駅に30分台で到着しますし、LCCバスと呼ばれる1000円前後の低料金のバスが1日に多数走っておりまして、約60分で東京駅や銀座駅に到着できます。
通常はお子さまでも大人と同じ料金をいただくのですが、7月~8月の間は大人とご一緒の場合、2歳から12歳未満の方は30%割引させていただきます(予約は4月19日~5月8日23時59分まで)。4つの路線が対象となっていますが、この函館~成田線も該当します。
常にお求めやすい価格で提供しておりますが、さらにドッキリするような価格で提供することもあります。発売の期間も日時も限定されていますので、こちらはメルマガやLINEでお知らせしております。ぜひ、こちらも登録されることをお勧めいたします」と、成田の利便性やバリュープライスについてアピールした。
最後にNAA 上席執行役員の荒川武氏が「このキャンペーンをきっかけに、函館の方にラッキーピエロやバニラエアをご利用いただき、成田空港にお越しいただければと思っております」とまずは挨拶。
「成田空港は国際線のイメージが強い空港ですが、国内線にも力を入れております。2012年にバニラエアを含む、LCCが就航いたしました。それから順次路線が増え、現在では国内線でも18路線が運航されておりますが、そのうちの13路線はLCCでございます。
2016年の実績では国内線だけで700万人のご利用がありました。2011年の国内線利用者数が170万人でありましたので、約4倍に増えている状況でございます。利用客が増えることにともない、空港からのアクセスについても充実が図られております。先ほど五島社長が紹介していた格安バスは最安で900円となっております。時間を優先するなら、京成電鉄のスカイライナーを使えば、成田空港からJR山手線の日暮里駅まで36分で着きます」と、LCCが就航したことで国内線の利用客が大幅に増えていることを紹介。
「バニラエアや格安バスを使うことで非常にお得な旅行ができます。決して、東京は羽田だけではございません。もちろん、成田空港は国際線の路線も充実しています。現在は世界の108の空港と結ばれており、2016年の実績では約3200万人のお客さまにご利用いただきました。バニラエアの函館~成田線を使えば17時に到着し、19時以降の便で出発するなど、その日のうちに乗り継ぐことも可能です」と成田空港のメリットもアピール。
また訪日観光客についても「2016年は2400万人のインバウンド需要があり、そのうちの約30%が成田空港から入国いただいております。訪日の玄関口としてはもちろんのこと、成田空港にお越しいただいたお客さまを国内線で全国各地に送り届けたいと考えております。道南を含む、北海道は観光資源も非常に豊富な場所ですので、今後についても期待しております」と語った。