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バニラエア、国内LCC初の搭乗ポイントプログラム「バニラエアポイント」9月1日開始

8月22日から登録受付。フライト予定やポイント残高を確認できる会員制度も

編集部：松本俊哉

2017年8月22日 20:40

2017年8月22日発表
2017年9月1日開始

バニラエアは国内のLCCとしては初めてポイントプログラムを開始する

　バニラエアは国内のLCCとしては初めて、搭乗ポイントプログラム「バニラエアポイント」を9月1日から開始する。搭乗区間に応じたマイレージではなく、航空券代金、座席指定料金、手荷物料金に応じてポイントが貯まる仕組み。

　獲得できるのは100円につき1ポイントで、貯まったポイントは航空券代金の一部として利用できる。最低100ポイントから100ポイント単位で利用できるが、一度に使えるのは2000ポイントまで。その代わり、特典航空券枠のようなものはなく、いつでも代金にポイントを充当できるという。

航空券の購入や座席指定料金、手荷物料金などでポイントが貯まる「バニラエアポイント」

100円につき1ポイントで、100ポイントから利用できる

航空券の購入時にポイントが使える

会員登録を行なうため、フライト予定やポイント残高を確認できるようになる

　このポイントプログラム導入に伴い、フライト予定やポイント残高を確認できるWeb会員登録制度も導入した。プロフィールを登録しておくことで航空券予約時の氏名入力などの手間が省けるようになる。

バニラ・エア株式会社取締役副社長山室美緒子氏

　発表会でポイントプログラムの概要を説明したバニラエア取締役副社長の山室美緒子氏は、「これまで会員制度がなかったために顧客のプロフィールを把握できていなかった」として、今後は積極的に「顧客との接点を増やしたい」とした。

　山室氏は以前所属していたANA（全日本空輸）営業推進本部時代に「ANAマイレージクラブ」に長く関わっており、バニラエアでも「マイル・ポイント」制度の必要性を感じていたという。

　同社は5月24日に新しいタグライン「Creating New Sky Experience.」を発表しているが、このブランディングの取り組みの一環として、ポイントプログラムの立ち上げを決めたとのこと。

　8月22日から先行会員登録が始まっており、入会はPCおよびスマートフォンで行なう。ポイントの有効期限は2年。

　先行登録キャンペーンとして、9月30日までに登録するともれなく100ポイントを付与する。また、9月1日から12月31日までに会員登録のうえ搭乗すると、初回の便はポイントが2倍になる（往復は往路のみ）。さらに抽選で1名に、バニラエアの就航全路線（国内7路線、国際7路線）を1回ずつ利用できるペア往復航空券をプレゼントする。