ニュース

NEXCO中日本、暫定二車線区間での正面衝突防止にワイヤロープ試行設置

東海環状道、紀勢道、舞鶴若狭道の合計4.4km

2017年2月9日 発表

紀勢自動車道に設置されたワイヤロープ(写真提供:NEXCO中日本)

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は3月1日、暫定二車線区間の正面衝突事故防止対策として、車線の中央のラバーポールにかえて、ワイヤロープを試行設置すると発表した。設置区間は東海環状自動車道、紀勢自動車道、舞鶴若狭自動車道の合計4.4kmで、4月から順次設置を開始する。

 これは、2016年12月26日の「高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会(第1回)」におけるワイヤロープ試行設置路線の選定を受けて実施するもので、具体的な試行設置区間は以下の3区間。

・東海環状道 富加関IC(インターチェンジ)~美濃関JCT(ジャンクション)(1.8km)
・紀勢道 勢和多気IC~大宮大台IC (1.1km)
・舞鶴若狭道 若狭三方IC~若狭美浜IC (1.5km)

東海環状道
紀勢道
舞鶴若狭道

 ワイヤロープの特徴として、車両衝突時に中間支柱が倒れ、ワイヤロープのたわみが車両の衝撃を緩和、安全に誘導できるとしている。また、緊急時には、人力でワイヤロープと支柱を取り外し、開口部を設けることも可能。

 細い支柱にワイヤーロープを通しているため、設置幅が狭く、ラバーポールを設置するために必要な車線間の0.8mという幅で、設置が可能としている。

紀勢自動車道に設置されたワイヤロープ、現在のラバーポールと同じ幅でも設置可能。(写真提供:NEXCO中日本)
衝突実験、車両が受ける衝撃を緩和し、ロープを超えてはいない(写真提供:NEXCO中日本)
人力で開口部を作ることができる(写真提供:NEXCO中日本)