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NEXCO各社、2016年~2017年 年末年始期間の交通状況を発表
交通量と10km以上の渋滞回数は増加、30km以上の渋滞回数は減少
2017年1月6日 14:10
- 2017年1月5日 発表
国土交通省 道路局、NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)は1月5日、年末年始期間(2016年12月28日~2017年1月4日)の高速道路・国道の交通状況(速報)を発表した。交通量のピークは下り線が12月29日~30日、上り線が1月2日~3日。
主な状況としては「年末の交通量が昨年と比べ増加したことから、期間中の交通量は約3%増加」「10km以上の渋滞回数は昨年と比べ増加したが、30km以上の渋滞回数は減少」とし、2016年2月13日に開通した新東名高速道路の豊田東JCT(ジャンクション)~浜松いなさJCTの開通効果では、交通が分散して全体の交通量は20%増加したが、10km以上の渋滞回数は前年の13回から2回へと大幅に減少した。
渋滞回数を見ると、10km以上の渋滞は166回と、前年の144回に対して22回の増加となったが、30km以上の渋滞は4回と、前年の6回に対して2回減少した。
速報で挙げられた30km以上の特に長い渋滞は、以下のとおり。
・NEXCO東日本 東北道(上り線) 加須IC(インターチェンジ)付近 36.7km(2017年1月2日17時10分頃、事故および交通集中)
・NEXCO東日本 常磐道(上り線) 三郷JCT付近 30.3km(2017年1月2日17時55分頃、交通集中および事故)
・NEXCO中日本 東名高速(上り線) 大和トンネル付近 33.9km(2016年12月31日17時45分頃、事故および交通集中)
・NEXCO中日本 東名高速(上り線) 伊勢原バス停付近 31.9km(2017年1月1日19時35分頃、事故および交通集中)
また、2016年4月24日に開通した東九州自動車道の椎田南IC~豊前ICは、前年に比べて東九州道の交通量は既存区間で約2割増加、新規開通区間の年末年始期間の1日あたりの交通量は平均1万3900台だとした。
国道の状況は全国の主な31地点の計測で、2015年~2016年は1日平均2万4000台であったことに対し、2016年~2017年は2万3800台とわずかに減少した。