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スターフライヤー、新制服や新造機でお出迎えした就航10周年イベント「STARFLYER 10th ANNIVERSARY NEW STAR EXHIBITION」
北九州空港の同社格納庫にて新たなボーディングミュージックも披露
2016年12月26日 19:45
- 2016年12月23日 実施
スターフライヤーは12月23日、就航10周年の集大成となるイベント「STARFLYER 10th ANNIVERSARY NEW STAR EXHIBITION」を北九州空港にある同社格納庫にて開催した。
STARFLYER 10th ANNIVERSARY NEW STAR EXHIBITIONと銘打ったイベント名に合わせて、新制服を着用したスタッフと新造機で来場者をお出迎えするなど、これから先の10年を来場者に感じ取ってもらう意気込みが感じられた。来場者は、地元北九州だけでなく大分県や山口県と、さまざまなエリアからの参加もあったというイベントの模様をレポートしていく。
新制服を着用したスタッフと新造機で来場者をお出迎え
今回のイベントでは、新制服のお披露目、受領したばかりの新機材の体験会、そして新しいボーディングミュージックの試聴と大きく3つのコンテンツを軸として来場者を迎え入れた。
イベントの参加者は公式サイトから応募を募り、当選した約300組を招待。当日は新機材を体験してもらうということで、格納庫には12月18日に到着したばかりのエアバス A320型機が鎮座していた。この新機材の登録記号は「JA24MC」。通算14機目の機体となり所有機数は10機になった。なお運航開始は12月24日からとのこと。
格納庫内では、機内でも提供されているタリーズのコーヒーやスープが来場者へ振る舞われており、さらに新制服の着用体験ブースも設けられていた。こちらは子供用はもちろん大人用も用意されており、撮影した写真をSNSに”#sfj_new_star”のハッシュタグをつけて投稿すると、その場でプリントしてくれるサービスも提供されていた。大人用の制服着用体験については、過去のイベントなどで「大人も着てみたい!」との要望が多く、今回の実現となったようだ。
新造機JA24MCの搭乗体験サービス
JA24MCの体験会は、300組もの来場者を迎え入れたわけだが、大きくS組・F組・J組と参加時間帯を3つに分けて、それぞれの会で50組ずつを2回入れ替えて行なわれた。当選1組あたり最大3名までとし、A320の左右3名ずつのシート配列で横一列に座れるように配慮されていた。体験会が行なわれている機内では、10周年の御礼がアナウンスされ、来場者は真新しいシートの感触を確かめていた。来場者はCA(客室乗務員)に写真撮影をお願いするなど、普段の乗務と同様の客室サービスに満足気な表情。
着席しているすべての来場者には、プレゼントとして2017年の卓上カレンダーと、真っ黒な箱が特徴のスターフライヤーロゴ入りの門司港ホテルレトルト焼きカレーがプレゼントされた。降機時にも軽食と飲料のプレゼントがあり、会場内には新しいボーディングミュージックが流された。
JA24MCの機内を紹介
JA24MCは、すでにほかの機材でも導入済みのコンポジションレザーシート仕様となっており、環境に配慮しつつも高級感ある手触りをもつレザーの質感を実現している。薄型化されたヘッドレストにビルトインされているシートモニターについても、音楽や映像コンテンツ、電子書籍など多くのメニューが用意されており、来場者も驚きの表情でタッチパネルを操作していた。さらにすべてのシートモニターに照明付きのUSB端子が装備されており、スマートフォンなど電子機器の充電にも対応する。同社ではこの仕様を「TypeII」と呼んでおり、JA22MC、JA23MCに続く3機目となる。