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JR西日本、12月17日にICOCAのエリア拡大、山陰線や伯備線の一部、特急くろしお停車駅などが対象に

2016年12月17日 利用開始

ICOCA対応となる和歌山県内の特急「くろしお」停車駅

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は10月18日、ICカード乗車券「ICOCA」の対応駅を拡大すると発表した。山陰線、伯備線の一部駅と、和歌山県内の特急「くろしお」停車駅がICOCA対応となる。合わせてSuicaやPASMOなど全国相互利用対象の交通系ICカードの利用も可能となる。

ICOCA

 山陰線は出雲市駅~伯耆大山駅間、伯備線は根雨駅、生山駅、新見駅がICOCA利用開始区間。山陰線は米子駅、松江駅、出雲市駅に磁気券対応の自動改札機を設置、11月5日から磁気券の利用が可能になり、その自動改札機が12月17日からICOCAの利用に対応する。

 山陰線の米子駅、松江駅、出雲市駅以外に設置される自動改札機は12月17日から利用開始。ただし、ICカード専用の改札機となるため磁気券の利用はできない。

 和歌山県内の特急くろしお停車駅は新宮駅~箕島駅で12月17日からICOCAの利用が可能になる。同時にJR-WESTカード会員専用のチケットレス特急券に対応する。なお、ICOCAの利用は特急くろしおだけでなく、普通列車などの乗車にも利用できる。