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東京ディズニーランドのハロウィーンは「ハロウィーン・ミュージックフェスティバル」、10月31日まで(その1)
パークで音楽フェス!? 最高にクールで楽しいハロウィーンに
2016年9月14日 00:00
- 2016年9月9日~10月31日 開催
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドにて9月9日から10月31日まで、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催。2016年はテーマを「ハロウィーン・ミュージックフェスティバル」とし、陽気なサウンドでハロウィーンシーズンを盛り上げている。
新パレード「ハロウィーン・ポップンライブ」では、ロックやポップ、ジャズにラテンなどさまざまな音楽を取り入れて、ゲストと秋の訪れをお祝いする。期間限定メニューもパンプキンなどを使ったこの季節ならではのスイーツやスペシャルセットなど目白押し。グッズには仮装を楽しめるものや、おばけやドラキュラをモチーフにしたキュートなアイテムが満載。パーク内にはいたるところに巨大なパンプキンがデコレーションされるなど、見て、食べて、そして体験したくなる雰囲気となっている。イベント開始に先駆けて9月8日にその様子が報道公開されたので、3回に分けてレポートする。第1回は新パレード「ハロウィーン・ポップンライブ」や、デコレーションなどパーク内の様子をお伝えする。
新パレードは音楽たっぷりフェス仕様! 「ハロウィーン・ポップンライブ」
実施場所:パレードルート
ハロウィーンシーズン限定の新パレード「ハロウィーン・ポップンライブ」では今回のテーマ「ハロウィーン・ミュージックフェスティバル」をイメージしたフロート(山車)に乗って、新コスチュームに身を包んだミッキーマウスやミニーマウス、ディズニーの仲間たちが登場。スケルトンやマミー、黒猫たちと一緒にグーフィー主催のミュージックフェスティバルを盛り上げる。軽快なサウンドに合わせゲストもフェスに参加。「フェスティバルタオル」(500円)を振り回しながら楽しめば、忘れられない思い出が作れるはず。パレードでは、スモークバブルがあちこちに漂い、弾けるとおばけのようにスモークがふわりと舞う演出も。全9カ所にて停止するなど見どころ、参加しどころ盛りだくさんの内容となっている。出演者数約90名。公演時間約50分で、1日2回公演。
パレードではまず、今回のミュージックフェスティバルを主催するグーフィーがで登場。「ハロウィーンのライブをみんなで楽しもう!」と、かわいいゴーストとハロウィーンリーダーたちと一緒に両手でコウモリを作ったり、タオルを振り回すなどのフリをライブのためにゲストにレクチャー。時々現われる“ゴーストタイム”で手拍子やおばけの真似で盛り上がっているといよいよライブがスタート。
ライブが始まると、ミッキーマウスとマックスがコウモリたちを引き連れてパレードルートに登場。ミッキーマウスはクラブキングに扮し、はためくコウモリのような紫のマントとシルバーのネックレスをキラリと光らせてパフォーマンス。マックスとともにクールなライムとダンスでゲストを魅了。コウモリシェイプのフロートに、カスタムした数えきれない程のスピーカーから大音量のクラブサウンドが放たれ、ゲストとともに大盛り上がり。盛り上がりが最高潮に達するとフロートからはスモークバブルが空高く舞い上がり、パチンと割れるとおばけが出てくるような演出に。
続いては、トランペッターのスケルトンたちとともにプルート、そしてチップとデールたちがジャズのサウンドとともにパレードルートに。チップとデールはスケルトンモチーフのインナーにパープルとグリーンのハットとスーツでセクシーに、プルートもオレンジカラーのハットや骨つきネクタイでオシャレに決めながらダンス。骨の鍵盤やサックスをミックスしたフロートに乗り、時折チップとデールがトランペットで豊かな音色を奏で、ジャズ魂をゲストにお届け。
そして、蘇ったアイドルマミーたちと一緒に3匹の子ぶたのファイファー、フィドラー、プラクティカルがポップステージを展開。カラフルなキャンディがデコレーションされ、ミイラのように包帯でぐるぐる巻かれたコスチューム姿の3匹は、キャンディシェイプのマイクを握って全員で熱唱。息の合ったパフォーマンスを見せてくれた。また、彼らの乗っているフロートをよく見ると、ミイラの大きな手がキャンディをつかみ取るスリリングなシェイプになっている。
ラテンのリズムがパレードルートに響き渡ると、ドナルドダックと甥のいたずら3人組ヒューイ、デューイ、ルーイの陽気なラテンステージがスタート。フリルたっぷりの袖がチャーミングなパンプキンをイメージしたコスチューム姿で、パンプキンメイドの太鼓やマラカスでライブを盛り上げる。リズミカルにタオルを高速で回し、ゲストと一緒に大盛り上がり。ラストにはスモークがフロートから勢いよく吹き出し、辺りがまっ白でなにも見えなくなるいたずらも。カーニバル仕様にデコレーションされた大きなパンプキンも笑顔で楽器を演奏中。ラテンムードたっぷりな、華やかなひとときを届けてくれた。
速弾きのエレキギターサウンドが聞こえてくると、ロックなサウンドとブラックなコスチュームを身にまとったスティッチと猫耳姿のエンジェルがパフォーマンスを開始。黒猫バンドとともに、ハードなロックサウンドを響かせながらマイクパフォーマンス。こぶしを突き上げるしぐさでゲストをあおり大盛り上がりに。黒猫と星型の鋲でデコレーションされたフロートは、ところどころにハワイらしいモチーフも取り入れられており、スティッチの宇宙船が波乗り中など見どころも満載。
フェスティバルのラストは魅力振りまく魔女っ子姿のガールズたち。ミニーマウス、デイジーダック、クラリスは、クモモチーフのヘッドドレスがポイントのとんがり帽子に、しましま靴下など魔女のトレードマークとふんわり羽根付きコスチューム姿で美声を響かせゲストをメロメロに。魔女の帽子や、大きな壷、そしてほうきがあしらわれたフロートからコーラスの魔女たちとともに美声を響かせてライブは大成功。妖艶に、そして華麗にパレードを締めくくった。
ライブの準備にみんな大忙し! ディズニーの仲間たちがアーティストに
実施場所:パーク内各エリア
パーク内は、「ハロウィーン・ミュージックフェスティバル」らしい、音楽のもつワクワク感があふれるデコレーションがたっぷり。エントランスでは、特大のパンプキン姿のミッキーマウスのフラワーガーデンがお出迎え。そして、ワールドバザールの入り口にはサングラスをかけてノリノリのパンプキンに、今回のライブに出演するアーティスト名とスペシャルイベントのロゴがあしらわれたボードが掲げられている。クモの巣に音符がひっかかり五線譜のようなデザインのバナーもキュート。
そしてワールドバザールに入ると、まさにフェス会場の雰囲気。これから始まるフェスのロゴが至るところにあり、出演者のポスターがバナーとして掲げられている。また、中央には、ミッキーマウスとプルートの「BAT BUDDIES」やミニーマウス、デイジーダック、クラリスが組む「Bewitchery Potions」、チップとデールのデュオ「CRACKIN' DUO」やスケルトン3人組の「Bones & Tones」のパンプキンランタンが柱にデコレーション。そして、見上げると巨大なクモの巣が。ギターや太鼓、ショルダーシンセなどのフェスで使われる楽器が引っ掛かっているなど、ワクワクがあふれた空間となっている。
シンデレラ城前のプラザへ進むと、ワールドバザールにデコレーションされていた出演者のステージがフォトロケーションとして登場。シンデレラ城を正面にして向かって左側には4匹のコウモリからなるガールズユニット「SPICY WINGS」とミッキーマウスとプルートがミュージックパフォーマンスを披露。そして、右側ではミニーマウスたちがスケルトン3人組「Bones & Tones」とコーラスステージで盛り上がり中。そして中央には、チップとデールのデュオ「CRACKIN' DUO」がクールにパンプキンのステージ上で決めている姿が見える。プラザ周辺には、ミュージックフェスティバルのバナーが飾られ、フェスの雰囲気たっぷり。また巨大パンプキンも至るとこに。
なお、パーク内のさまざまなエリアがハロウィーンのデコレーションであふれている。ウエスタンランドの「カントリーベア・シアター」はエントランスの上におばけが出現。「ビッグサンダー・マウンテン」周辺には、陽気なおばけのミュージシャンなども現われ、ハロウィーンを思い思いに楽しんでいる様子。なお、「ウエスタンランド・シューティングギャラリー」も期間限定でふわりと浮かぶおばけやウエスタンハットを被ったパンプキンなどが登場。また、ファンタジーランドの「空飛ぶダンボ」や「ホーンテッドマンション」にも、パンプキンモチーフのランタンをはじめ、夜も楽しめるデコレーションが満載。
現在「ホーンテッドマンション」では「ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメア”」を開催中。ハロウィーン期間中から2017年1月4日までの間は映画「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス」バージョンとなっており、パンプキンキングのジャック・スケリントンや幽霊犬のゼロ、そしてサリーに会える。「ハロウィーンとクリスマスが出会ったらどうなる?」の答えが屋敷の中で体験できるはずだ。なお、トゥーンタウンもハロウィーン一色に。コーラスグループをはじめパンプキンカラーとブラックに染め上げられている。
大盛り上がりの新パレードに、散策も楽しいパーク内のデコレーション。イベント期間中の最初と最後の1週間はフル仮装でパークをめいっぱい楽しむこともできるので、家族、友人とともに、パークを訪れてみてはいかが。きっと心もお腹も、そして笑顔もいっぱいで過ごせるはずだ。
ちなみに10月~12月の土・日曜と祝日は、日付指定券限定入園日の対象となり、入園できるパークチケットが限定されるので、対象日に確実に入園するためには、事前に東京ディズニーリゾートのチケット情報サイトで、日付指定券を購入しておくことをお勧めします。
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