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エミレーツ航空、AR技術を取り入れたアメニティキットをエコノミークラスに8月から提供

就航地域に合わせた6種類のバッグ

2016年8月 提供開始

 エミレーツ航空は7月26日、世界初のAR(拡張現実)技術を取り入れた新アメニティキットを8月から導入すると発表した。アメニティキットはエコノミークラス向けで、6種類のバッグは同社が就航する6つの地域(豪州、中南米、中東、アフリカ、欧州、アジア)をモチーフにデザインされている。

 専用アプリ「Blippar」をダウンロードしたスマートフォンで、アメニティキットのバッグをスキャンすると、6種類各地域にあわせたミュージックを聞けたり、お勧めの旅行情報を入手できたりと、さまざまなコンテンツにアクセスできる(一部路線を除く)。

アメニティキットを入れるバッグは、6つの地域(豪州、中南米、中東、アフリカ、欧州、アジア)をモチーフにデザインされている

 アメニティキットにはアイマスクや耳栓、歯ブラシ、歯磨き粉、靴下といった長距離フライトに欠かせないアイテムが揃い、バッグの生地には耐水性のネオプレン素材を使用している。バックのデザインは6つの地域の特徴的な色彩や模様を取り入れられ、中東地域のバッグはアラブ首長国連邦を代表するカリグラファーのTagelsir Hassan氏によってデザインされている。

専用アプリ「Blippar」をインストールしたスマートフォンでバッグをスキャンすると、6種類各地域にあわせたミュージックを聞けたり、お勧めの旅行情報を入手できたりと、さまざまなコンテンツにアクセスできる