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【関空旅博2016】「ドバイ、やばい。」新しいホテル、モール、エンタメ施設が続々登場
「治安は世界トップクラス」とし、女性に優しい環境も整う
2016年6月6日 13:09
- 2016年6月4日~5日 開催
世界の国々や航空会社などが集う「関空旅博2016」が、6月4日と5日の2日間に渡って関西国際空港で開催されている。ステージイベントや展示ブース、セミナーなど多くの催しが行なわれているなかから、ここではドバイの「海外旅行セミナー」の内容を簡単に紹介したい。
ブルガリのホテル、世界最大級のテーマパーク、額縁型展望台などが登場
日本から見て、とにかく年中暑い、遠い砂漠の国と想像してしまうドバイだが、ドバイ政府観光・商務局の坂本氏は、10~3月は涼しく過ごしやすい場所であり、関空や成田・羽田から毎日就航している航空便で約10時間と、ヨーロッパの主要都市へ行くことと比べてやや近い距離にある身近な観光地であることをアピールする。
犯罪発生率においては日本よりも低いほどで、世界トップクラスの治安を誇ると同氏。人口200万人のうち3000人もの日本人が在住し、異国情緒と最先端都市、そしてビーチリゾートや砂漠といった異なる全ての要素を1日で体験できるコンパクトな都市で、観光のしやすさも特徴だと語った。
タクシーの初乗りは約150円と物価は高くなく、クルマの屋根がピンク色のタクシーについては女性ドライバーが運転する「女性専用車」となっていて、女性のみの旅行でも不安なく過ごせるという。世界に1つしかないハローキティのキャラがデザインされたスパ、海岸でのヨガなど、ウェルネス系のアクティビティも充実している。
ホテルは五つ星、四つ星ホテルが多数。海岸沿いのビーチリゾート、砂漠の中のホテル、優雅な気分を味わえる都市の中のシティリゾートなど、多彩なリゾートホテルに宿泊可能。セントレジス ドバイや、2017年完成予定のブルガリ・ホテル ドバイなど、新たに登場した、あるいは登場予定のホテルにも注目したいところ。
そのほかにも新しい施設が続々と完成する。95以上あるというショッピングモールの新顔として「THE BEACH」が加わったほか、2016年8月にはザハ・ハディド氏が設計したオペラハウス「Dubai Opera」が、近日中には額縁を模した巨大展望台「DUBAI FRAME」がそれぞれオープンする。
また、2016年8月15日には世界最大級のインドアテーマパーク「IMG・ワールズ・オブ・アドベンチャー」が開業。高さ210メートルという世界最大の観覧車「Dubai Eye」と2つのホテルを含む「Dubai Blue Water Island」も2017年から2018年にかけてオープンする予定とのこと。
UAE建国50周年に当たる2020年10月から2021年4月にかけては、2500万人の来場者を見込む「EXPO 2020」も開催予定としており、ドバイの魅力はますます高まっていくようだ。