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エミレーツ航空、新規受領機材に画面サイズ、コンテンツ量を拡大した新エンタメシステムを採用

2015年11月24日 発表

エコノミークラスのシートモニターを13.3インチへ拡大

 エミレーツ航空は11月24日、新規に受領するエアバス A380型機、ボーイング 777-300ER型機に次世代エンターテイメントシステムを導入することを発表した。

 ファーストクラスのシートモニターを27インチから32インチへ、エコノミークラスを12.1インチから13.3インチへ拡大。11月8日~12日にドバイ・エアショーで披露された、エミレーツが導入予定の2クラス仕様(ビジネス/エコノミーの615席装備)のA380型機にも採用する。

 コンテンツも3倍に増量。オンデマンドの映像コンテンツは50タイトル超のTVドラマシリーズ全作分や600本近くの映画など2186チャンネル、音楽コンテンツを1230チャンネル、合計で約4300時間分のコンテンツを提供する。ビデオの巻き戻し再生や、14カ国語表示にも対応する。

 また、全座席にPC用電源コンセントのほかに、USBポートとHDMIを装備する。

 エミレーツ航空は現在、ドバイと羽田、成田、関空を結ぶ路線をデイリー運航しており、羽田線ではボーイング 777-200LR、成田線と関空線ではボーイング 777-300ERを使用している。

ファーストクラスに導入される32インチのシートモニター
エコノミークラス
新たなエンターテイメントシステムの特徴

(編集部:多和田新也)