帝国ホテル、台北の5つ星ホテルとコラボしたレストランイベント「ザ・シャーウッド台北フェア」開催

来日し、帝国ホテルでザ・シャーウッド台北の名物「牛肉麺」を振る舞う、ザ・シャーウッド台北 総料理長 高鋼輝（コウ・カンフェイ）氏

　帝国ホテルは、台北の5つ星ホテルとコラボレーションしたレストランイベント「ザ・シャーウッド台北フェア」を開催。帝国ホテル 東京では7月4日～10日に、帝国ホテル 大阪では7月13日～19日に行ない、その初日となる7月4日にオープニングイベントを実施した。

　ザ・シャーウッド台北は1990年に開業。台湾最大の都市である台北市内中心部に位置し、台北駅からも近い。台北有数の高級ホテルであり、客室数は全343室。ホテル内にはビジネス客のためのエグゼクティブクラブやフィットネスセンター、スパを備え、中華・イタリアン・和食・ビュッフェの各レストランが設けられている。

　今回、帝国ホテルとコラボレーションしたレストランは、中華料理レストランの「怡園（イーユエン）」になる。料理長である高鋼輝（コウ・カンフェイ）氏が来日し、特別な料理を帝国ホテルにおいて提供していく。

牛肉麺

帝国ホテル 東京「ザ・シャーウッド台北フェア」開催概要

期間：7月4日～10日
場所：本館17階 ブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」
内容：ザ・シャーウッド台北の名物「牛肉麺」など、通常のバイキングメニューの一部をザ・シャーウッド台北の料理に変更して提供

ランチ：11時30分～14時30分（ラストオーダー）
　大人 平日 5500円、土日祝 6000円
　子供（4歳～12歳） 平日 3300円、土日祝 3600円

ディナー：17時30分～21時30分（ラストオーダー）、土日祝は17時～21時30分
　大人 平日 8200円、土日祝 8700円
　子供（4歳～12歳） 平日 5000円、土日祝 5300円

予約・問い合わせ：「インペリアルバイキング サール」TEL ：03-3539-8187（直通）

帝国ホテル 大阪「ザ・シャーウッド台北フェア」開催概要

期間：7月13日～19日
場所：23階 中国料理「ジャスミンガーデン」
内容：「卵白と蟹の炒め」などザ・シャーウッド台北「イーユエン」の人気メニューをコース仕立てとアラカルトで用意

ランチコース：11時30分～14時30分（ラストオーダー）
　3800円～

ディナーコース：17時30分～21時30分（ラストオーダー）
　1万円～

予約・問い合わせ：「ジャスミンガーデン」TEL：06-6881-4884（直通）

帝国ホテルで初開催となる中華料理レストランとのコラボレーションイベント

帝国ホテル 東京17階にある「インペリアルバイキング サール」

　帝国ホテル 東京におけるザ・シャーウッド台北フェアでは、開催に先立ち帝国ホテル 代表取締役社長 社長執行役員 定保英弥氏、総料理長 田中健一郎氏に加え、ザ・シャーウッド台北 ゼネラルマネージャー 夏基恩（アキム・フォン・ヘイク）氏、マネージングディレクター 劉恒昌（マーク・リュウ）氏、料理長 コウ・カンフェイ氏によるテープカットが行なわれた。

挨拶を行なう、株式会社帝国ホテル 代表取締役社長 社長執行役員 定保英弥氏（中央）。左は株式会社帝国ホテル 総料理長 田中健一郎氏

右から、ザ・シャーウッド台北 総料理長 コウ・カンフェイ氏、ゼネラルマネージャー アキム・フォン・ヘイク氏、マネージングディレクター マーク・リュウ氏

イベントのオープニングを飾るテープカット

ザ・シャーウッド台北 ゼネラルマネージャー アキム・フォン・ヘイク氏（左）と、マネージングディレクター マーク・リュウ氏（右）

　帝国ホテル 東京ではビュッフェ形式で行なわれるため、来場者は思い思いに好みの料理を選んでいく。ザ・シャーウッド台北ならではのメニューとしては、「トマトの台湾梅酢漬け」「木耳と白木耳 四川風ピリ辛和え」「薄切り豚肉 もやし巻き にんにくソース」「烏龍茶風味クリスピーチキン」「鶏おこわ 蓮の葉包み」「牛肉麺」「蒸し魚 ピリ辛ソース」「中華卵白プリン マンゴーソース」「タピオカ ココナッツミルク」「ジャスミンティーゼリー」の10品を用意。台湾のドリンクとしてタピオカミルクティーも用意されていた。

トマトの台湾梅酢漬け

烏龍茶風味クリスピーチキン

手前から、ジャスミンティーゼリー、中華卵白プリン マンゴーソース。タピオカ ココナッツミルク

鶏おこわ 蓮の葉包み

ビュッフェ形式なので、好きな料理を好きなだけ食べることができる

帝国ホテルの通常の料理も用意

　帝国ホテルのスタッフによると、今回コラボレーションが実現した背景には、ザ・シャーウッド台北との人材交流があるという。その人材交流の延長線として、自然に「まずはレストランイベントを開催しましょう」ということになったとのこと。帝国ホテル 東京、大阪で順次ザ・シャーウッド台北フェアを開催し、この秋には台北のザ・シャーウッド台北で「帝国ホテルフェア」を開催する。

　料理をいくつか試食できたが、美食で知られる台湾の料理だけにいずれも上品な仕上がり。味も濃いめの味ではなく、しっかり味がありながらあっさりとしたうま味があるというもの。ピリ辛系のものもあるが、激しく“ピリピリ”するものではなく、子供でも問題なく食べられるほどの“ピリッ”したものだった。

　この味に関しては、とくに日本人用に調整されたものではなく、本場台湾の味をそのまま再現しているとのこと。それだけ、台湾の食事は日本人にとっても美味しく感じるものなのだろう。

　帝国ホテル 東京での開催は7月10日までとなっており、すでに相当数の予約が入っている。ランチは女性同士の、平日のディナーは男性同士の予約が多く、週末は家族での予約が多めという。予約なしでも訪れることは可能だが、スマートに食事を楽しむなら予約は必須となるだろう。台湾の5つ星ホテルの美味しさを日本で味わえる機会だけに、時間と予算が合うようなら問い合わせてみていただきたい。そしてザ・シャーウッド台北の味が気に入ったなら、日本から人気の観光エリアとなっている台湾を訪れた際に、ザ・シャーウッド台北に宿泊するのもありだろう。