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帝国ホテル 東京、鉄板焼レストラン「嘉門」をリニューアルオープン
席数を減らしてよりゆったりと。フランス料理の技術を持つ21人のシェフが調理
2018年3月9日 18:53
- 2018年3月7日 リニューアルオープン
帝国ホテル 東京（東京都千代田区内幸町）は、本館17階にあるレストラン「嘉門」を3月7日にリニューアルオープン。8日、報道向けに内覧会を開催した。
嘉門は1993年に開店した鉄板焼レストランで、「和魂洋才」のコンセプトを内装はもちろんシェフ一人一人に浸透させ、所属するシェフ21名全員がフランス料理の技術や知識を持ち、調理にあたっているという。
鉄板焼レストラン「嘉門」
リニューアルオープン日：2018年3月7日
席数：84席（鉄板焼カウンター64席、デザートコーナー20席） ※改装前は92席（鉄板焼カウンター72席、デザートコーナー20席）
店舗面積：330m2
営業時間：ランチ11時30分～14時30分（ラストオーダー）、ディナー17時30分～21時30分（ラストオーダー）
TEL：03-3539-8116
Webサイト：鉄板焼レストラン「嘉門」
リニューアルでは店舗面積は変わらず、カウンター席を72席から64席に削減。よりゆったりと食事を楽しめるよう配慮している。
LINE-INC.の勝田隆夫氏が「和魂洋才＋Light（光）」という新たなコンセプトでリニューアルデザインを担当し、「和魂洋才」を踏襲しつつ、「照明を使った『光』で分けた圧迫感のないプライベート空間」により「会話や料理を楽しむ特別な時間」を提供するという。
エントランスを抜けた先にメインカウンターがあり、メインカウンターの正面には、日本に古くから伝わる染色技法である墨流しと、西洋の技法であるエッチングガラスを用いた壁画を配し、新しい「和魂洋才」を表現している。
ディナータイムには着物を着用したスタッフが対応。食器類も和のテイストを意識したものを採用し、外国人旅行者により日本らしさを感じてもらえる演出となっている。
帝国ホテル 東京にはレストランや宴会場で使用する肉の仕入れ、管理を専門に行なう「ブッチャー」セクションがあり、嘉門で提供する肉は特定の産地だけにこだわらず、季節やメニューに合わせて、シェフとブッチャー担当者が相談しながら全国各地の肉を厳選しているとのこと。
鉄板焼を楽しんだあとのひとときを過ごすデザートコーナーは、20席の席数はそのまま、眺めのよい日比谷公園側に移設。19世紀の英国人デザイナー「ウィリアム・モリス」による植物をモチーフにした壁紙を「和魂洋才」のコンセプトに合うデザインと考え採用。シンプルな家具を配し、クラシックモダンな空間を表現している。
デザートメニューは、主にパティシエール（女性の菓子職人）が考案している。女性客が多いランチタイムはグラスデザートを含む好みのスイーツを選べるスタイルを継続。ディナータイムは、外国人客が多いことから、和の食材を使用した新しいデザートとともに、一口サイズのケーキなども楽しめるようにしている。
嘉門では、リニューアルを記念した「春の特撰ディナーメニュー」 を5月9日まで提供しているほか、日本酒「八海山」を製造する八海醸造とのコラボレーションディナーを3月29日に開催予定。帝国ホテルのソムリエで、「名誉利酒師」でもある松本隆氏が八海醸造を訪れ入手した希少な5銘柄を、特別ディナーメニューとともに味わうことができる。
嘉門リニューアル記念「春の特撰ディナーメニュー」
提供期間：2018年3月7日～5月9日
料金：1人2万8000円（サービス料別）
メニュー：
・冷前菜
ブルーオマール海老と榛豆腐のラビオリ 青豆を纏ったポーチドエッグ、モリーユ茸のブイヨン オシェトラキャビアと共に
・魚料理
メバルとフランス産ホワイトアスパラガスのポワレ 墨烏賊と浅利のコンディマンと桜海老の煎餅 甘酸っぱいプーラルドのジュ
・メインディッシュ
特撰和牛サーロインステーキ（120g）または特撰和牛フィレステーキ（80g）
・御食事
・デザート
・コーヒー
嘉門リニューアル記念「八海山とのコラボレーションディナー」
提供日時：2018年3月29日17時30分～20時30分
料金：1人4万5000円（料理、飲み物、お土産付き。サービス料別） ※予約制、40名限定
提供予定の日本酒：
・八海山 あわ 瓶内二次発酵酒
・八海山 純米大吟醸 浩和蔵仕込み
・八海山 秘蔵特別酒
・八海山 純米吟醸 雪室貯蔵
・八海山 焼酎 オーク樽貯蔵 風媒花