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ワタベウェディング「サンクチュアリー・コーブ・チャペル」でのゴールドコーストウェディングに密着

ゴールドコースト観光局、クイーンズランド州政府観光局との共同キャンペーン当選者が挙式

 ワタベウェディングは、ゴールドコースト観光局とクイーンズランド州政府観光局と共同で、オーストラリア・ゴールドコーストのチャペルでの挙式と家族旅行を1組にプレゼントする「家族の絆はゴールド」キャンペーンを、2015年12月15日~2016年1月31日に募集。その当選者による挙式が、ゴールドコーストの「サンクチュアリー・コーブ・チャペル」で6月28日に実施された。

 このキャンペーンは、ゴールドコーストウェディングのスペシャル動画「7,000km離れた父の想い」をYouTubeで公開したことに合わせて実施したもので、動画の舞台となったワタベウェディング運営のチャペル「サンクチュアリー・コーブ・チャペル」での挙式と、ゴールドコースト旅行6日間を、新郎新婦2名と両名の家族4名の1組6名にプレゼントするというもの。挙式には、牧師や音楽奏者への謝礼、挙式日の支度場所から会場間の送迎、一定額までのウェディングドレスやタキシードといった衣装、新婦のヘアセット&メイク、ビーチフォトツアー、レストランでのウェディングパーティも含まれた、太っ腹なキャンペーンだ。

ゴールドコーストウェディングのスペシャル動画「7,000km離れた父の想い」

 会場となる「サンクチュアリー・コーブ・チャペル」は、ゴールドコースト北部にあるリゾート施設「サンクチュアリー・コーブ」内の「インターコンチネンタル・サンクチュアリー・コーブ」にある。運河や入り江の多いゴールドコーストらしい河畔に佇み、水と緑に囲まれたチャペルだ。チャペルの建物も白と緑を基調にしており、この雰囲気に溶け込んでいる。

 チャペル内は祭壇奥のガラス張りが印象的だが、参列者席などに花をあしらっているほかはシンプルな装飾。それが白い大理石調タイルのバージンロードや、祭壇越しに見える水と緑をより引き立たせている。全体に直線を多用したデザインということもあって、カジュアルさを抑えた厳かな雰囲気のあるチャペルだ。

サンクチュアリー・コーブ・チャペル(Sanctuary Cove Chapel)

所在地:Manor Circle Casey Rd, Hope Island, QLD 4212(ゴールドコースト市内中心部よりクルマで約35分)
収容人数:80名
バージンロード:10m(白の大理石調タイル)
挙式の言葉:英語
音楽:電子パイプオルガン、シンガー

「サンクチュアリー・コーブ・チャペル」
ショッピングからゴルフ場、ホテルまでなんでも揃っているリゾート地「サンクチュアリー・コーブ」
河畔に佇む「サンクチュアリー・コーブ・チャペル」
裏側は全面ガラス張り
中からはガラス越しに見える水と緑が印象的
厳粛な雰囲気のチャペル。参列者席の色合いも外観に合わせた白と緑を基調としたもの

 ワタベウェディングでは、このほかに「セダークリークチャペル ~ワイナリーウェディング&パーティ」「セント・マーガレット教会」といった会場をゴールドコーストに用意するほか、隣の都市でカンタス航空による日本からの直行便があるブリスベンでも「セントジョーンズ大聖堂」「アルバート・ストリート教会」で挙式が可能だ。

 また、ブリスベンやゴールドコーストのあるクイーンズランド州内であればケアンズのチャペルや教会、オーストラリア全体ではシドニーやパースの教会、さらに世界遺産のエアーズ・ロックで挙式をするプランなどを用意している。オーストラリアで増えているというワイナリーウェディングから厳粛な式まで幅広く対応している。

 ちなみに日本からゴールドコーストへ行くには、先述したカンタス航空の成田~ブリスベン線を利用し、ブリスベン空港から陸路で向かうのが手軽だろう。ブリスベン空港からゴールドコーストの中心地「サーファーズ・パラダイス」まではクルマで1時間~1時間半ほどとなる。

ドレスは日本でチョイス済み、現地で最終チェック

 さて、トラベル Watchではこの「家族の絆はゴールド」キャンペーンに当選したカップルのウェディングに密着取材をすることができたので、その模様をお伝えしていきたい。

新郎新婦の宮永翔一さん、香緒里さん

 当選したのは宮永翔一さん(28歳)、香緒里さん(29歳)のご夫婦。3月に入籍を済ませ、6月28日に2人の両親に囲まれた挙式を執り行なうことになった。翔一さんは宮崎県出身、香緒里さんは神奈川県出身と両家が遠いこともあって、旅行も兼ねた海外挙式で親交を深めてもらおうという気持ちがあったそうだ。

 ゴールドコーストへは挙式前日の朝に到着。カンタス航空の成田~ブリスベン線は、この夏スケジュール(~2016年10月29日)では朝の6時45分に到着するスケジュールとなっており、到着日の丸1日をフルに使える。新郎新婦と家族も、ブリスベン空港に到着してゴールドコーストへ移動し、ワタベウェディングのゴールドコースト店で早速打ち合わせとなる。

ワタベウェディングのゴールドコースト店。挙式前にもフィッティングを行なえるよう、日本で予約可能なドレスなどが揃えられている

 打ち合わせは、挙式中の進行の確認と、衣装のフィッティングが中心となる。

 挙式の進行は15~20分ほどの動画にまとめられており、iPadで簡単に見られるようになっている。今回の挙式は新婦のお父さんがエスコートを務めるとのことで、一緒に動画をチェックしていた。

 もう一つの打ち合わせの要点である衣装は、日本にあるワタベウェディングの店舗で決定済み。ワタベウェディングでは日本と海外とで同じ衣装を用意しており、日本にいながらにして実物のデザインを見て、選べるシステムになっている。現地でのフィッティングはあくまで最終チェックだ。

 このあとは、先ほど見た挙式の進行に沿っての練習時間。13時頃まで約3時間の打ち合わせとなる。挙式前に現地で必要な時間はこれだけだ。

新郎新婦、両家の両親が揃って打ち合わせ
メッセージカードを持って2人を出迎えたコアラ。最後まで2人の式を見届けることになる
ウェルカムドリンクとして日によって異なるハーブティーを提供。この日はオレンジジンジャーティー
真剣な表情で説明を聞く新郎新婦。不安はここですべて解消できるだろう
エスコートを務める新婦のお父さんも加わって式の進行を動画でチェック。誓いの言葉などを英語で話すとの説明に苦笑いも
衣装はすべて日本で選んである。ここでは最終チェックのみのフィッティング
説明を聞きながら挙式の流れを練習。打ち合わせは3時間程度で終わって、午後からは早速観光に出かけられる

 振り返ってみると、朝の6時台にブリスベン空港に到着して、ゴールドコーストへ1時間~1時間半ほどで移動。少し体を休めて10時から打ち合わせ。打ち合わせは約3時間で13時頃に終了した。到着から7時間ほどでウェディングに必要な時間が終わり、午後からは家族揃ってフリーで観光に出かけるとのことだった。

 ワタベウェディングのゴールドコースト店は、ゴールドコーストの中心部で、観光地としても賑わいを見せる「サーファーズ・パラダイス」にほど近く、一歩出ればリゾート地の目の前という立地。挙式の準備に必要な時間を最小限に抑えて最大限に観光を楽しめるリゾートウェディングの魅力を、存分に享受できるといえるだろう。

サンクチュアリー・コーブ・チャペルでの挙式当日

 いよいよ挙式当日である。新郎新婦、家族みんなが、朝から準備に追われる朝を迎えた。基本的には滞在しているホテルで身支度を調え、送迎車で挙式会場、すなわちサンクチュアリー・コーブ・チャペルへ向かうことになる。

 新婦の香緒里さんのヘアセットやメイクは、滞在先のホテルに美容師が訪問して行なってくれる。今回、美容師はチャペルまで同行し、式終了後に行なわれる衣装チェンジまで付き添ってくれる。これはオプションとして提供されているサービスだが、美容師が同行してくれることに安心感を抱く新婦は多く、同行を希望する人が多いという。ワタベウェディングでは、衣装チェンジを行なう場合、できるだけコストを抑えて美容師が同行できるようなオプションを用意し、このニーズに応えているという。

滞在先のホテルに美容師が訪問して、ヘアセットやメイクを行なってくれる

 支度が調った新郎新婦は、送迎車に乗ってチャペルへ移動する。ここからは海外挙式の重要なポイント「記念写真」の撮影タイムが随所に盛り込まれる。リゾート地の美しい風景で撮影する記念写真であり、どれだけ多くの思い出写真を残し、どんな写真を残せるかは海外挙式の重要なポイントになるだろう。送迎車を降りるところから、バージンロードへ向かうところまででも、さまざまなカットを撮ってもらえる。

送迎車に乗って新郎新婦がチャペルに到着。送迎車を降りる瞬間から撮影タイム。さまざまなカットを撮影する

 そして入場だ。この日は香緒里さんのお父さんがベールダウンとエスコートを務めたので、新郎の翔一さんと牧師がまず入場し、次いでお父さんに付き添われて香緒里さんが入場。電子パイプオルガンの生演奏をBGMに、厳かなムードで式が始まる。

新郎と牧師、続いて新婦とお父さんが入場

 このチャペルでの挙式はすべて英語で進行する。とはいえ、ワタベウェディングのアテンダントさんによる逐次通訳が入るので、日本から来た参列者もまったく意味が分からないまま進行するようなことはない。

 新郎新婦も、誓いの言葉や指輪の交換時の言葉などを英語で話す必要がある。海外挙式であっても日本語でOKというところは少なくないが、英語のみと決められているスタイルも海外挙式らしくてよいのではないだろうか。今回は、ただでさえ本番ということに加えて、動画の音声用にマイクも取り付けられるので、余計に緊張したかもしれないが。

 もちろん牧師さんが数単語ずつに区切って話してくれ、それをリピートするだけ。前日に練習もあるし、丸暗記する必要もないので、それほど深刻に構える必要はないだろう。

 式の内容は一般的なもので、誓いの言葉、誓いのキス、指輪の交換、結婚証明書への署名、牧師さんによる結婚宣言などが行なわれていく。途中、シンガーによる生歌も入り、神聖な空気に彩りを加えてくれる。

ガラス越しに射し込む柔らかい光に包まれ、厳かな挙式がはじまる

ラグーンプールやゴールドコーストでのフォトツアーも充実

 挙式終了後はチャペルの外へ出てのフラワーシャワー。牧師さんやシンガー、オルガニストからは、改めて祝福の言葉がかけられ温かい空気に包まれていた。

 そして、送迎車とチャペルをバックにした撮影ののち、新婦の香緒里さんはお色直しに入る。挙式中はオフショルダーデザインのドレスに、カチューシャ風のティアラという装いだったが、お色直しでドレスのショルダーを取り外しビスチェタイプに変更。色鮮やかなヘッドドレスを着けて少しカジュアルな雰囲気に。先述のとおりチャペルまで同行した美容師による衣装チェンジで、新婦にとっては安心できる瞬間だろう。

 そして、サンクチュアリー・コーブ・チャペルに隣接するラグーンプールでの写真撮影となる。プールとはいえ、ラグーンらしいカーブを描いた砂浜を持ち、周囲に林立する南国らしい木をバックにしたリゾート地らしいカットを残せる。

挙式終了後、チャペルの外ではフラワーシャワーの準備
フラワーシャワーの祝福を受ける新郎新婦
ここではチャペルをバックにしたさまざまな記念撮影
家族にとってもチャペルでの思い出を残すチャンス
牧師やオルガニスト、シンガーから祝福の言葉をかけられ笑顔がこぼれる
新婦の衣装チェンジ後には、サンクチュアリー・コーブ・チャペルに隣接するラグーンプールでの撮影

 その後は送迎車で移動してパーティ会場へ。今回のプランでは、映画館などがある「アートセンター(The Art Centre)」内の「パノラマ(Panorama)」でのパーティとなったが、このほかにサンクチュアリー・コーブ・チャペルのある「インターコンチネンタル・サンクチュアリー・コーブ」内のレストランでパーティをすることもできるそうだ。

 パノラマでは、衣装替えやラグーンプールでの撮影を行なっているあいだに先まわりした両親がお出迎え。乾杯のあと、季節(オーストラリアは冬を迎える)のイチゴなどベリー類がたっぷりのウェディングケーキへの入刀、そしてファーストバイトでは、家族みんながカメラを向けて、笑いの絶えない時間が流れていた。

 ケーキカットなどが先に行なわれるので、のんびりと会話を楽しむことができるのもポイントだ。このパーティで記者は中座したのだが、このあとの料理も盛りだくさんで、かなり満足できる量だったそうだ。オーストラリアのグルメは「口に合う」とのことで、そんな料理を前に新たに親族となった両家族だけの楽しい時間が過ごせたのではないだろうか。

リゾート地らしいサンクチュアリー・コーブを抜けて、パーティ会場のある「アートセンター」へ
パーティ会場はレストラン「パノラマ」。先に到着していた家族に出迎えられる新郎新婦
親族となった両家の家族が揃ってのパーティ
パーティでは乾杯に続いて、ケーキカットへ。こうしたイベントで楽しんだあと、のんびりと家族揃ってのひとときを過ごせる

 そして最後は、ゴールドコーストのビーチでのフォトツアーだ。撮影に使われたビーチは、ゴールドコーストの中心部であるサーファーズ・パラダイスから少し離れた場所にあって人もまばら。サーファーズ・パラダイスの高層ビル群を背景にした写真も撮れる。もちろん、ビーチに向かう緑あふれる風景や、波が美しいゴールドコーストの海をバックにした写真など、さまざまな思い出を残せる。

 新郎新婦は朝から続いた挙式の緊張もすっかり解けた様子で、青い海を前にとてもリラックスした表情を見せる。この日の撮影は陽が傾きはじめた午後の時間だったので、横から照りつける太陽、スッと伸びる影が2人の表情を引き立たせていたのも印象的だった。

ビーチへ向かう緑のなかでの写真も絵になる
新郎新婦のために貸し切ったかのように広くビーチを使えるフォトツアー。現場を知り尽くしたワタベウェディングのカメラマンが最高の写真を残してくれる

「100点満点」だったゴールドコースト挙式

 最後に、このゴールドコーストでの挙式とフォトツアーを終えた宮永さん夫妻、新郎の翔一さん、新婦の香緒里さんに、ゴールドコーストウェディングの感想などをインタビューした。

挙式を終えてインタビューに応える翔一さんと香緒里さん

――式を終えての率直な感想を聞かせてください。

翔一さん:思っていた以上に景色がきれいというのが一番の感想です。元々こぢんまりとした式をやりたくて応募させていただきましたが、そのイメージ以上の出来で進んでいきました。

香緒里さん:私もこぢんまりした感じがすきだったので、本当に理想どおりの結婚式になったと思います。天気も最初は少し心配(※)だったんですけど、みごと快晴だったのでなにも言うことなく満足です。100点満点です(笑)

※記者注:到着日の朝は雨が降っていたが、徐々に晴れ間が広がり、挙式当日は快晴に恵まれた。

――元々お2人のご両親だけを呼んでの挙式を想定されていたのですか?

翔一さん:はい。応募のきっかけも、親同士が離れているので、親交をもっと持った親戚付き合いにしたいという思いがありました。

――ゴールドコーストがよかったという気持ちがあったのでしょうか?

香緒里さん:友人の結婚式で2015年の2月にハワイへ行かせてもらって、それでさらに海外挙式がいいねっていう話になったんです。そこで、彼がハワイしか行ったことがなかったので、ほかに行ってみたいよね……という話になったときに候補に挙がったのがオーストラリアでした。

 オーストラリアってあまりメジャーじゃない印象があるんですけど(笑)、ハワイではないリゾート地を探したときに、ゴールドコーストは天気がよくて、わりと一年中温暖だとうかがったので候補に挙がりました。

――もし今回のキャンペーンに当選しなかった場合は、ほかの場所での挙式も考えてたのでしょうか?

翔一さん:実は、ゴールドコーストで挙式をする話を進めていて、(ワタベウェディングではない会社で)見積もりを依頼して、だいたいこのぐらいの費用がかかるというところまで出していただいた……“その次の日”に当選の連絡があったんです(笑)

――では、当選しなくでもゴールドコーストで挙式だったんですね(笑)

香緒里さん:ゴールドコーストに決めてたんですけど、(このタイミングには)びっくりしましたね(笑)。当選しなかったら5月に入籍して10月に挙式する予定だったんですけど、当選したことと、ちょうど私の両親の結婚記念日が3月だったのでその日に合わせて入籍しました。

――先ほど式の感想を少しうかがいましたが、ゴールドコーストでの挙式でよかったと思ったところを具体的にお願いします。

翔一さん:現地の方がすごく温かいところですね。普通に道を歩いている人からも「Congratulations!」とか声をかけてもらえて、元々求めていた温かさを、より感じさせもらいました。

香緒里さん:ハワイと同じリゾートをイメージしてたんですけど、ハワイのような人が多くてごちゃごちゃした雰囲気と違って、自分が落ち着くような場所だと思いました。町並みもとてもきれいで、全体的にゆとりがある感じが落ち着きました。

――当選が決まったあとの衣装の打ち合わせなど、日本ではどのような打ち合わせがあったのでしょうか? ドレスは日本で決まっていたとうかがいましたが?

香緒里さん:日本のワタベウェディングさんで、実際にドレスを試着してきました。打ち合わせは2回ですね。3月に当選が決まって、その2週間後ぐらいに1回目の打ち合わせで服を全部決めて、2回目が4月。ラクでしたね。

――初日の朝に飛行機で到着して、打ち合わせに直行するというスケジュールはどう感じられましたか?

翔一さん:心にしっかり余裕を持てるスケジュール感だったと思います。

香緒里さん:時差がないので、体もそんなにつらくなかったです。

――ご両親とはゴールドコーストの印象についてお話されましたか?

翔一さん:まだ詳しくは話してないんですけど。楽しんではくれてるかな、というところで、(まだ2日目なので)総合的な話はこれからだと思います。

香緒里さん:日本人をそれほど見かけないので、より海外に来た感はあるって話していました。ハワイやグアムのイメージで来てたので、日本語があまりないところとか、それが新鮮で楽しいと話してました。

――初日の打ち合わせのあとはどちらへ行かれましたか?

翔一さん:ショッピングセンターのパシフィック・フェアへ行って、そのあとにスカイポイントの展望台へ上って、カフェでちょっと休んで帰ってきました。

――このあと2日間の観光をされるとうかがいました。計画は立ててらっしゃいますか?

香緒里さん:今日の夕方からビッシリなんですけど、今日の夕方は土ボタルを見に行って、明日はノースストラッド島、ナイトマーケット(ビーチフロントマーケット)に行きます。その次の日は私たち夫婦がムービーワールド、両親が世界遺産のグリーンマウンテンツアーで、夜はシトリック(レストラン)へ行くことになっています。

――しっかり調べてプランを立ててらっしゃいますね。

香緒里さん:両親が一緒なのできっちり決めた方がよかったんです。

両親を大切にする新郎新婦の思いにあふれたゴールドコーストでのウェディングとなった

 このように、新郎新婦、両親だけの挙式となった宮永さん夫妻のゴールドコーストウェディング。インタビューからも家族だけに囲まれたコンパクトな挙式を望んで、その理想が実現した様子や、両親への気遣いにあふれたコメントを聞けた。

 リゾート地でありながら体への負担が少ない時差の小ささや、“海外挙式”らしさを満喫できるゴールドコーストウェディング。リゾート婚の候補の一つとして、独特の魅力を持った場所といえるだろう。