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JAL、国際線ビジネスクラスの機内食を事前予約可能に

2016年4月12日出発便の一部から開始

ビジネスクラス機内食の一例、東京・湯島の「くろぎ」の黒木純シェフ監修の和食

 JAL(日本航空)は3月25日、国際線ビジネスクラスにおいて、1食目コースメニューを事前予約可能とすると発表した。利用者の要望に応える形で導入するもので、座席指定などと同様に、Webサイトの予約便のところから和食または洋食を事前に選択する。

 機内食の予約対象はハワイ線を含む欧米線、豪州戦、東南アジア線で、深夜出発便の朝食は事前予約の対象外。予約の開始はハワイ線が4月12日出発便から、その他の対象路線は6月1日出発便から。和食もしくは洋食(牛肉料理のみ)が対象で、シーフード料理、鶏肉料理などは事前予約の対象外。

 事前予約の期限は、国内発が出発の25時間前まで、海外発が出発の48時間前まで。Webサイトからのみ予約可能で、電話での予約やキャンセルは受け付けていない。また、事前予約が可能な数を超えた場合や、パッケージツアーでの利用の場合も予約できない。

 JALによれば、事前予約は利用客の要望によるもの。例えば、海外出張からの帰り便などで日本食を食べたいという希望を叶えることができるとしている。

機内食を公開

 3月25日に行われたJAL SKY SUITE IIIの報道公開において、ビジネスクラスの機内食、2016年春メニューの一部が実際に展示されたので、写真を公開する。

東京・湯島の「くろぎ」の黒木純シェフ監修の和食。成田発ニューヨーク/ジャカルタ/シンガポール線、羽田発ロンドン/シンガポール線で提供
山田チカラシェフ監修の洋食。成田や羽田から欧米、豪州、東南アジアの各地に向かう便で提供

(編集部:正田拓也)