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JAL、12月の「JAPAN PROJECT」は福井

国内線ファーストクラスで福井の食材を使用した夕食を提供

 JAL(日本航空)は、「日本の素晴らしさ」を発信していく地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」の第54弾となる12月のコラボレーション地域を福井にすると発表した。具体的な施策は以下のとおり。

国内線ファーストクラスで福井の食材を使用した夕食を提供

 「四季彩館 酔月(すいげつ)」の総料理長で洋食部門の中村典生氏と、和食部門の料理長 福島賢一氏が、国内線ファーストクラス機内食(夕食)をプロデュース。夕食は、17時以降の出発便。沖縄便については18時以降の到着便で提供する。

 「四季彩館 酔月」は明治初期の料亭を再現し、地元産の吟味された食材を使った懐石料理を提供する御食国(みけつくに)若狭小浜の料亭。その「酔月」の洋食担当の中村総料理長と和食担当の福島料理長が若狭湾の魚介類などをふんだんに使って特別なメニューをアレンジ。12月上旬は焼き河豚、甘鯛唐揚げ、鯖へしこなど、12月中旬は鯖のなれずし、はたはた唐揚げ、甘鯛の焼き物など、12月下旬は若狭牛の薬膳煮込みや鯖コロッケなど、福井産の食材や若狭地方の伝統料理を提供する。また、俵御飯には「特別栽培米コシヒカリさばえ菜花米(なばなまい)」を使用。なお、12月のこだわりの日本酒は、加藤吉平商店の「梵・特撰純米大吟醸(磨き三割八分)」を提供。0℃で2年間熟成させた純米大吟醸酒はグレープフルーツのような熟成香をもちながら、深くて幅とこしのある味となっている。

12月上旬のメニュー
「梵・特撰純米大吟醸(磨き三割八分)」
「四季彩館 酔月」中村総料理長(洋食)
「四季彩館 酔月」福島料理長(和食)
機内誌「SKYWARD」12月号で福井を特集
機内誌「SKYWARD」の記事

 国際線・国内線の機内誌「SKYWARD」では、「「御食国(みけつくに)からの冬便り」と題し、奈良時代から朝廷へ海の幸を送る任務を務め「御食国」と呼ばれていた福井県の若狭地域一帯を取り上げ、魚介類など豊かな食材に恵まれた冬の福井県の魅力を紹介。さらに機内誌「SKYWARD」の国際線版では、外国人向けの日本各地の伝統工芸品や味覚などを紹介する英語記事「Souvenir」にて、漆を両面に塗った越前和紙でさまざまな工芸品の素材として使用されている福井県の「漆和紙(うるわし)」を紹介する。

国内線機内ビデオにて若狭・小浜を紹介

 国内線の機内ビデオにて、お笑いコンビの「パックンマックン」が、京都へと続く鯖街道の起点として知られる福井県の若狭・小浜をウォーキングしながら、食や文化に触れ、その魅力を紹介。2016年2月からは、外国人向けにバイリンガル版(日・英)を国際線機内エンターテインメントとして提供。

JALカード会員誌・国際線ファーストクラス機内誌「AGORA」で福井の「小鯛ささ漬」を紹介

  AGORA12月号の特集記事「愛しき町の、ローカルフード」では、奈良時代から「御食国」として知られた福井県小浜市に往時から続く塩漬けの技術を生かした「小鯛ささ漬」を紹介。

「小松発着路線 ご搭乗キャンペーン」

  小松発着のJALグループ便に対象運賃で搭乗すると、抽選でボーナスマイルが当たるキャンペーンを実施。

期間:2015年12月1日~2016年2月29日
対象路線:JALグループ国内線 小松発着全路線
対象運賃:フライトマイル積算対象全運賃
内容:対象期間中、専用サイトより申し込み、対象路線・運賃にて利用すると1000マイルを抽選で100名に、またはJALマイレージバンク「温泉マイル」提携「北陸最大級の庭園露天風呂の宿 清風荘」の宿泊券(1泊2食付き)を抽選で1組2名にプレゼント。

マイレージバンク特典交換“とっておきの逸品”で福井の特産品に交換可能

 JALと三越が共同で企画・運営する「とっておきの逸品」では、12月1日~2016年2月29日にマイルを日本や世界の美食の品々に特典として交換できる。1万マイルでは、「しゃぶしゃぶ万両」の「若狭牛 しゃぶしゃぶセット」や「天たつ」の「越前仕立て汐うにとこのわた詰合せ」、「小浜海産物」の「甘鯛・小鯛昆布〆詰合せ」と交換できる。3万マイルでは、「越前塗 飯椀・汁椀・箸セット」と交換できる。

JALカード 福井県 ご当地ボーナスマイル入会キャンペーン

 福井県の在住者を対象に、「JAPAN PROJECT JALカード入会キャンペーン」
専用ホームページから入会することで、1000マイルのご当地ボーナスマイルをプレゼント。期間は12月1日~2016年1月3日。

(編集部:柴田 進)