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JAL、「九州本格焼酎」を応援する取り組みを6月から展開

成田・羽田空港の国際線JALラウンジで焼酎を提供

2016年3月16日 発表

 JAL(日本航空)は3月16日、地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」の一環として、「九州本格焼酎」の応援施策を展開すると発表した。

 国内と比べて海外での認知度が高くない日本の焼酎を応援するプロジェクトで、第1弾として2014酒造年度(2014年7月~2015年6月)における本格焼酎出荷量で日本一になった、宮崎県の焼酎を取り上げる。

 宮崎県は宮崎県酒造組合と連携し、中小メーカーへの技術支援、海外販路拡大に向けた見本市への出展やニューヨーク、パリ、シンガポールでの「焼酎の夕べ」の開催など、積極的に焼酎の海外進出を後押ししている。JALはこの海外におけるブランド化、販路拡大の活動を応援し、九州の産業振興に寄与できるようさまざまな施策に取り組むという。

 主立った施策は3つ。1つめは空港ラウンジでの九州本格焼酎の提供。JALワインアドバイザー大越基裕氏と宮崎県酒造組合の協力のもと選定した焼酎を、2016年6月~8月の3カ月間、成田空港、羽田空港のJAL国際線ファーストクラスラウンジ、サクララウンジで提供するというもの。

 2つめはさまざまなチャンネルを使った認知度のアップ。ラウンジで提供されている九州本格焼酎を国際線・国内線の機内誌「SKYWARD」、国際線ファーストクラス機内誌「AGORA」で紹介。JAL国際線の機内でもプロモーションビデオを放映し、乗客にアピールしていく。また、FacebookやTwitterのJALアカウントでも情報を発信していくという。

 3つめは販売支援。ラウンジで提供されている九州本格焼酎を購入乗客が購入しやすいように、機内販売「JAL SHOP」や通信販売「JALショッピング」で、2016年度の冬から販売する予定とのことだ。

(編集部:稲葉隆司)