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JAL、地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」の2016年1月は長崎

2015年12月21日 発表

 JAL(日本航空)は12月21日、地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」の第55弾として、2016年1月に長崎を取り上げることを発表した。長崎の食材を使った機内食や、機内誌、機内ビデオなどを通じて同県の魅力を発信する。

機内食
「特選 杵の川 大吟醸 美禄天」

 国内線ファーストクラスで、「雲仙宮崎旅館」の料理長の内田隆氏がプロデュースした機内食(夕食)を提供。雲仙宮崎旅館は1929年創業で、日本初の国立公園の1つである雲仙国立公園の山々を借景に、効能豊かな源泉掛け流し温泉などを備える老舗旅館。

 上旬は同旅館の特製味噌で味わう「雲仙クリーンポーク」、中旬は特製ゴボウソースで味わう「長崎牛のロースト」、下旬は炊いた大根と一緒に味わう「雲仙クリーンポークの角煮」や「ゴボウの長崎ハーブ鶏射込み」など、雲仙や島原の食材を使った地元の味を提供する。

 また、茶菓として文明堂総本店の「カステラ巻」、日本酒には杵の川の「特選 杵の川 大吟醸 美禄天」「特選 大吟醸 長崎奉行」を提供する。

上旬の機内食
中旬の機内食
下旬の機内食
機内誌

 機内誌「SKYWARD」で、「光と色彩の祭典」と題して、長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」を取り上げ、異国情緒あふれる長崎の魅力を紹介する。

 また、国際線版のSKYWARDに掲載される、海外乗客向け英語記事「Souvenir」で、異国情緒を感じる長崎県のガラス細工製品「ぽっぺん」を取り上げる。

機内ビデオ

 国内線の機内ビデオで、お笑いコンビの「パックンマックン」が、島原半島南部の南島原市をウォーキングしながらキリシタンの歴史などを紹介。3月からは日本語と英語のバイリンガル版として国際線機内エンターテイメントのビデオチャンネルに加える。

JALカード会員誌・国際線ファーストクラス機内誌「AGORA」

 AGORAの1・2月合併号の特集記事「建築は時代を語る」で、2015年にユネスコの世界文化遺産にも登録された「旧グラバー邸」を紹介する。

訪日外国人向け情報案内サイト「JAL Guide to Japan」

 世界26地域で展開している「JAL Guide to Japan」で、「長崎編」を公開。茶道体験をできる松浦史料博物館や、ハウステンボスなど、JALスタッフがお勧めする1泊2日の長崎旅行プランを紹介する。英語版は12月21日より公開しており、中国簡体字、香港繁体字、台湾繁体字、フランス語、ドイツ語、ロシア語の各版を1月下旬に公開する。

JALマイレージバンクのキャンペーン
雲仙宮崎旅館

 長崎発着のJALグループ便に、フライトマイル積算対象運賃で搭乗したすることで、抽選で100名に1000マイル、または1組2名に雲仙宮崎旅館の1泊2食付き宿泊券をプレゼントする。対象となる搭乗期間は2016年1月1日~3月31日で、専用サイトでの申し込みが必要。

 また、JALと三越が共同で企画・運営する「とっておきの逸品」で、期間限定特集として長崎の特産品、名物を用意。申し込み期間は12月21日~2016年3月31日で、以下の商品を各1万マイルで交換できる。

  • 長崎中華街詰合せ(蘇州林)
  • からすみ・しぐれ・そぼろセット(小野原本店)
  • 牧島流茶漬けセット(徳信)
  • 波佐見焼 手描濃牡丹(てがきだみぼたん) 深皿
  • 平戸洸祥団右ヱ門窯 草花絵反り カップ&ソーサー

 このほか、長崎県在住者向けに、2016年1月4日~1月31日に新規にJALカードに入会することで1000マイルをプレゼントするキャンペーンも実施する。

空港ラウンジ

 羽田空港国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジに、長崎県の銘酒、銘菓を用意。

長崎送客キャンペーン

 2015年5月に就航40周年を迎えた羽田~長崎線の記念キャンペーン第2弾として、マイル積算対象運賃で2回以上搭乗した人を対象に、長崎県の銘酒や銘菓、JAL航空券などを抽選で毎月40名にプレゼントする「JALうまかもん長崎!キャンペーン」を実施する。対象搭乗期間は2016年1月1日~3月31日。

(編集部:多和田新也)