ニュース

ガルーダ・インドネシア航空、最新インドネシア事情などの説明会

インドネシアは10月まで乾季のハイシーズンへ

2015年6月3日 開催

 ガルーダ・インドネシア航空は6月3日、報道陣などに向けて最新インドネシア共和国事情に関する説明会を都内ホテルで開催した。

 ガルーダ・インドネシア航空は、インドネシアの首都ジャカルタ(スカルノハッタ空港)へは、羽田(東京国際空港)と関西国際空港から運航、リゾート地として有名なバリ島 デンパサール(ングラライ空港)へは、成田国際空港と関空から運航している。成田からは、ファースト、ビジネス、エコノミークラスの3クラス機ボーイング777-300型機を、羽田からは、ビジネス、エコノミークラスの2クラス機エアバス330-300型機を飛ばしている。

挨拶を行なう、ガルーダ・インドネシア航空 日本地区総代表 リスナンディ・サエプラハマン氏
ガルーダ・インドネシア航空のネットワーク

 ホットトピックスとしては、イオンのインドネシア1号店「イオンモールBSD CITY」が5月30日にオープンしたとの紹介がなされ、すでに2号店「イオンモールJGC」も着工中であるという(2016年開業予定)。また、バリ島では、ングラライ空港に昨年新ターミナルがオープンしたこと、渋滞なしで移動を可能とする高速道路がオープンしたことなどが紹介された。

詳細な説明は、ガルーダ・インドネシア航空 大阪支店 旅客営業部 中務晶子氏が行なった
インドネシアにイオンモールが初オープン。2016年には2つめのモールも完成する
エコノミークラスやCA(客室乗務員)の分野、そして総合評価においても、業界で権威ある賞を獲得

 バリ島では、リゾートホテルの建設も相次いでいる。ウブド地区では「マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ」や「星のや バリ」が、サヌール地区では「カムヤ・バリ・リゾート&ヴィラズ」が、そしてスミニャック、クロボカン、チャングー地区では、「シー・セントーサ」や「ホテル・インディゴ・バリ]などが2015年にオープンする予定。さらに2016年には、「アンダーズ・リゾート・バリ」「マンダリン・オリエンタル・バリ」「シャングリラ・バリ」「モーベンピック・リゾート&スパ・ジンバラン・ベイ」のオープンが控えている。

バリ島の最新情報の紹介。デンパサールのングラライ空港の新ターミナル
バリ島の新高速道路
バリ島のホテル紹介。ロックバーで有名な「アヤナリゾート」
2015年9月にオープンする「アリラ・スミニャック」
2015年にオープンする「リッツ・カールトン・バリ」
2015年オープン予定のホテルリスト
2016年もリゾートホテルがオープンしていく

インドネシアはこれからがベストシーズン

 ガルーダ・インドネシア航空のスタッフによると、インドネシアはすでに乾季に入っているため、これから10月までがベストシーズンだという。ガルーダ・インドネシア航空は、5月14日発券分から無料受託手荷物の重量をアップ。個数制限も撤廃した。たとえば国際線ではエコノミークラスでも最大46kg(ただし、1個あたりの上限は32kg)となり、これにはサーブボードなどのスポーツギアは含まれていない。この変更は、多くの人が恩恵を受けることができるだろう。

 また、報道陣から質問が多かったのがインドネシア入国ビザの無料化について。現在、日本人がインドネシアに入国するには35米ドルの支払いが必要になっている。インドネシアは昨年政権交代しており、政権交代以降、インドネシア入国ビザの無料化が話題となっている。最終的な決断はインドネシア政府が行なうため、ガルーダ・インドネシア航空としては「無料化に期待したい」レベルの発言にとどまっていた。

インドネシアの気候について
空港の拡張工事について
無料受託手荷物容量に拡大について
デンパサール ングラライ空港にはガルーダ・インドネシア航空のラウンジもオープン

 この報道説明会には、キーコーヒーも参加。キーコーヒーはインドネシア スラウェシ島 トラジャ地方に直営のパダマラン農場を持っており、この農場で収穫した初摘みのコーヒー豆を3000セット限定で通信販売する。それが「初摘みコーヒー トアルコ トラジャ 2015」で、予約期間は6月6日~7月26日。予約は同社の直販サイト「KEY COFFEE通販倶楽部」(http://www.key-eshop.com/)で受け付ける。詳細情報も同Webサイトを確認していただきたい。

キーコーヒーの「初摘みコーヒー トアルコ トラジャ 2015」。限定で3000セット販売

【お詫びと訂正】初出時、使用航空機の説明に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

編集部:谷川 潔