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インドネシア、10月23日開催の「ジャカルタマラソン2016」を「東京マラソン2016」でアピール
インドネシアのランナー91名が参加
(2016/2/29 06:00)
- 2016年2月27日 実施
インドネシア共和国観光省は、2月28日に開催された「東京マラソン2016」に合わせて、10月23日に開催する「ジャカルタマラソン2016」をアピール。観光省副大臣のイ・グデ・ピタナ氏が来日したほか、インドネシアのランナー91名が同マラソンに参加した。
同省は、東京マラソンの参加ランナーがゼッケンを受け取る「東京マラソンEXPO2016」にブースを出展。インドネシア各地で行なわれているマラソン大会として「ボロブドゥールマラソン」「バリマラソン」など各開催地から関係者が来日して、ランニングイベントのプロモーションを展開した。
その中でも「ジャカルタマラソン」は、インドネシア最大級の国際スポーツイベントとしてインドネシア共和国観光省、スポーツ青年省やジャカルタ州政府など政府機関のサポートで開催されているマラソン大会となり、前回開催は1万5000人を超えるランナーが参加。
そのうち約1300人は外国人ランナーで、日本人ランナーについては、過去3大会とも外国人ランナーの中で最多の参加で、前回は500人を超える参加者があったという。
2月27日に行なわれた記者会見では、インドネシア共和国観光省 観光副大臣 イ・グデ・ピタナ氏、インドネシア共和国大使館公使 ベン・プルサカ・ドラジャット氏、ジャカルタマラソン2016大会実行委員長 ダン・マワルディ氏が登壇して、日本からより多くの人にインドネシア各地のランニングイベントに参加してもらえるよう挨拶をした。
イ・グデ・ピタナ氏は「インドネシアには文化や自然、海中のサンゴ礁などきれいなところがあり、大変よいところにあります。インドネシアと日本は遠くなく、バリやジャカルタは成田から6時間ほどで着くことができます。また、世界で4位に及ぶ観光地として、“バリューフォーマネー”インドネシアに来るとよりよい質の観光を楽しめ、日本の皆さんはビザが必要なくインドネシアに来ていただけます」と話した。
加えて「スポーツにも力を入れており、陸上のみならず海中のスポーツイベントも開拓しております。今回の来日もスポーツ振興の一環で、インドネシアにも多くのマラソン競技が開催されており、それぞれ独自な特徴を持っております。ぜひインドネシアにお越しいただいて観光を楽しみながらスポーツも楽しんでいただきたい」と挨拶した。
ベン・プルサカ・ドラジャット氏は「インドネシア政府は、2016年に1200万人の観光客を見込んでいます。これは、インドネシア政府のみならず関係する人達の望み、インドネシアのアートや文化などいろんな側面を楽しんでほしい。インドネシアでは、マラソンに加えていろんなスポーツの振興に勤めていて、ぜひ日本の皆さんに参加してもらいたいと考えております」と話した。
ダン・マワルディ氏は「東京マラソンにインドネシアのランナーが走れることになり感謝申し上げます。ジャカルタマラソンの開催は4回目になり、インドネシアのランナーが東京マラソンに参加するのも4回目となり、今回は91人のランナーが走ることになりました。ジャカルタマラソンには500人の日本人が走られており、これに感謝を申し上げます」と挨拶をした。