【イベントレポート】関空旅博2015

ガルーダ・インドネシア航空などインドネシア観光はバリ島をイチオシ

日本人旅行者のビザ免除による観光拡大を視野に

2015年5月23日~24日 実施

ガルーダ・インドネシア航空のスタッフに最近のインドネシア共和国観光事情についてうかがった

 「関空旅博2015」では、関連する地域と航空会社については、ある程度近いブースで展示を行なうようになっている。これは、観光スポットと観光スポットへ行くために必ず必要となる手段を効率よく見て回れるようにするためだろう。

 インドネシア共和国を代表する航空会社であるガルーダ・インドネシア航空のブースもそうした配置となっており、ガルーダ・インドネシア航空の右横にはインドネシアの観光紹介などを行なう「ビジットインドネシアツーリズムオフィス」が、そしてその横にはインドネシアのバリ島にオフィスを置く「バリ・ツアーズ.com」がブースを出展していた。

 ガルーダ・インドネシア航空は、関西空港からインドネシアの首都であるジャカルタ便を週3便、代表的なリゾート地であるバリ島には週7便(毎日)運航している。とくに日本からのバリ島直行定期便はガルーダ・インドネシア航空しか運航しておらず、成田国際空港からの便と同様、関空からの便も人気だという。

ガルーダ・インドネシア航空が関空から運航するエアバス A330-200。A330-200は関空-ジャカルタ線に用いられ、長胴タイプのA330-300が関空-バリ島線に用いられる。バリ島需要が大きいことが分かる
インドネシア観光関連のパンフレットを配布
CA(客室乗務員)さんはパネルでお出迎え

 ガルーダ・インドネシア航空は、2014年6月16日に羽田-ジャカルタ直行便を開設。2015年3月26日にはセントレア(中部国際空港)-ジャカルタ線の就航を予定していたが、全世界的な路線の見直しを行なっているとの理由で、一旦延期になった。そういった意味でも、関空からのインドネシア便の価値は大きいものがある。

 母国インドネシアでは、2014年10月に10年続いたスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領からジョコ・ウィドド大統領へ政権が代わり、経済関係の政策が変化している。とくに日本との関係では、大統領就任直後の11月に安倍首相と会談。2015年3月には来日するなどこれまで以上に緊密な関係を構築していく流れにある。それもあってか、2014年12月1日からインドネシア国民に対する日本入国ビザの免除(事前登録制)を開始。日本人がインドネシアに入国するための観光ビザに関しても、この5月に政権与党の総務会長が来月(つまり6月)からの免除を明言しており、いずれ何らかの正式発表があると思われる。

 現在、インドネシアの入国には1人35ドル必要であり、これが円安によって4000円を超える状態になっていた。これが0円になり、入国の手間も減るわけで、価格動向に敏感な観光需要の爆発が期待されているわけだ。

 観光需要でイチオシとなるのがバリ島で、関空からの直行便を持ち、つい先日無料受託手荷物容量の拡大を発表したガルーダ・インドネシア航空はもちろん、ビジットインドネシアツーリズムオフィス、バリ・ツアーズ.comも同様の見方をしていた。

ビジットインドネシアツーリズムオフィスは、地図やパンフレットでインドネシアを紹介。ホテル系のパンフレットも多かった
インドネシアの民族楽器であるアンクルンも展示

 とくにバリ・ツアーズ.com(http://www.bali-tours.com/)は、日本人が経営する現地旅行会社で、さまざまな観光ツアーやヒーリングプラン、宿泊情報を提供している。現地旅行情報誌も制作しており、バリ島への旅行を考えているのなら、Webサイトをチェックしてみてほしい。

バリ・ツアーズ.comのブース。無料の現地情報誌も手がけている

編集部:谷川 潔