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沖縄の海を東京で感じられる「Sony Aquarium 2017」スタート。今年はソニーショールーム/ソニーストア 銀座と有楽町駅前広場に展示

銀座ソニービル建て替え中も夏の風物詩は継続

2017年7月31日~8月13日 開催

銀座の夏の風物詩「Sony Aquarium 2017」がスタート。ソニービル工事中のため、2017年は有楽町駅前広場会場とソニーショールーム/ソニーストア銀座の2会場で実施

 ソニー企業は、沖縄・美ら海をイメージした水槽を展示する「Sony Aquarium 2017」を7月31日に開始した。期間は7月31日~8月13日。東京・銀座にあるソニービルで1966年から毎年夏休み時期に実施しているイベントで、2017年で50回目。「銀座ソニーパークプロジェクト」に伴い銀座ソニービルが大規模リニューアルを行なっているため、ソニーショールーム/ソニーストア銀座(GINZA PLACE 4階/5階)と、有楽町駅前広場「有楽町 爽 HAPPY SQUARE」の2会場で展示している。

 7月31日に有楽町駅前広場で行なわれたオープニングイベントには、ソニー企業や沖縄県観光関係者らが参列。“ナポレオンフィッシュ”の愛称で知られる約1.2mの「メガネモチノウオ」や、約1.5mの「ニセゴイシウツボ」など沖縄美ら海水族館からやってきた約25種類、約1000匹の生物により、美ら海の生態系を再現した水槽を披露した。

 水槽の展示は10時~21時で、10時30分と17時から約30分程度は給餌が行なわれるほか、12時、14時、16時からは約15分間の解説が行なわれる。

 さらに、同会場では週末を中心に、三線ライブや沖縄観光セミナー、ワークショップ、貝殻ストラップ教室などのイベントを実施。また、会場前にある東京交通会館では期間中「沖縄フェア」として、館内飲食店で沖縄の食材を仕様したメニューの提供などを行なう。

有楽町駅前広場の大水槽
関係者による除幕式が行なわれ、2017年のSony Aquariumがスタートした
有楽町前広場の水槽。除幕式の時間帯は周囲がチェーンで囲まれていたが、早速写真撮影に興じる人々の姿も
主役は“ナポレオンフィッシュ”こと「メガネモチノウオ」
ナポレオンフィッシュに絡む「ニセゴイシウツボ」
立ち姿で泳ぐ「ヘコアユ」など美ら海の多様性を感じられる多数の生物が展示される
ソニー企業株式会社 代表取締役社長 永野大輔氏

 除幕式では、主催者を代表してソニー企業 代表取締役社長の永野大輔氏が挨拶。「いよいよ今年もSony Aquariumが始まる。1966年、ソニービルが開業した当初から続いている歴史あるイベント。そして、銀座の夏の一つの風物詩ともなっている」とイベントを紹介。Sony Aquariumは1度の休止があり、2017年で50回目を迎えるという。

 続けて、「ソニービルは来年(2018年)夏にオープンするソニーパークに向けて工事中。しかし、今年もぜひSony Aquariumを開催してほしいというお客さまの多くの声をいただき、有楽町前広場、銀座4丁目交差点にあるソニーショールーム/ソニーストア銀座に場所を変えて開催することができた。ソニーのグループミッションは、お客さまに感動をもたらし、好奇心を刺激することにある。今回、沖縄の美ら海より約1000匹の魚たちがこちらの有楽町前広場会場にやってきた。沖縄のテーマにしたソニー製品を体験いただけるイベントも用意している。一人でも多くのお客さまにソニーの感動をもたらすことができればうれしい」と述べた。

沖縄美ら海水族館 副館長 佐藤圭一氏

 次に、水槽の監修を行なっている沖縄美ら海水族館 副館長の佐藤圭一氏が挨拶。「有楽町の駅前に場所を移して、どのような展示をしようかと悩んだ。今回メインで来ているメガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)は、実は2014年にも銀座に来ており、3年ぶりにこちらを訪問した。体がさらに大きくなっていて、以前に見ていただいた方はそう感じていただける」と見どころを紹介。

 さらに、「このような東京の真ん中に沖縄を持ってきたことで、皆さんに沖縄の海を感じていただくと同時に、ぜひ本物の海と美ら海水族館のスケールを体感しに来ていただきたいと思う。私たち美ら海水族館のミッションである“沖縄の美ら海を次の世代へ”というスローガンのもとに、沖縄の美しい海が今後とも次の世代へ引き継いでいけるようさまざまな取り組みを行なうと同時に、皆さまを温かくおもてなししたい」と、同イベントが沖縄旅行のきっかけになることに期待した。

除幕式の参加者。左から沖縄観光PR大使 花笠マハエちゃん、日本トランスオーシャン航空株式会社 キャビンアテンダント 呉屋優氏、株式会社荏原製作所 人事・法務・総務統括部 総務部長 鈴木俊昭氏、ソニーマーケティング株式会社 ソニーマーケティングジャパン 執行役員 浅山隆嗣氏、ソニー企業株式会社 代表取締役社長 永野大輔氏、沖縄美ら海水族館 副館長 佐藤圭一氏、沖縄県 文化観光スポーツ部 観光政策統括監 渡久地一浩氏、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 会長 平良朝敬氏、沖縄観光親善使節 2017ミス沖縄コバルトブルー 町田満彩智氏、伊江島観光親善大使 シンガーソングライター Anly氏、沖縄観光PR大使 マハ朗くん(マハ朗くんが県外のイベントに登場するのは今回が2回目とのこと)

 もう一つの会場となるGINZA PLACE 4階と5階にあるソニーショールーム/ソニーストア銀座では、2個の水槽が設置され、同社のデジタル一眼「α」シリーズを使って魚たちの試し撮りを行なえるコーナーを設置。

 さらに5階のシアタールームでは、美ら海のさまざまな魚を4K映像で楽しめる「美ら海4K映像上映会」も実施するほか、同じく5階のオーディオコーナーでは、沖縄・伊江島出身で伊江島観光親善大使を務めるシンガーソングライターのAnly氏が8月9日に発売する新曲「北斗七星」をハイレゾ音源で視聴できるコーナーを設置している。

 7月31日には12時30分と18時からAnly氏によるスペシャルライブ「"Anly" Special Live in Sony Store Ginza powered by mora」をソニーショールーム/ソニーストア銀座の4階で行なう。座席は事前予約で満席だが立ち見も可能とのこと。

 このほか、8月6日14時~/16時~には水中写真家の鍵井靖章氏によるトークショー、8月9日~13日(各日11時~19時)はJAL/JTAのCA(客室乗務員)の衣装を着て撮影できる「JAL/JTA なりきりパイロット・キャビンアテンダント撮影会」が行なわれる。後者は事前予約制となっており、「Sony Aquarium 2017」のWebサイトから予約できる。

GINZA PLACE4階と5階のソニーショールーム/ソニーストア銀座に2個の水槽を展示
水槽の周囲に用意された「α」シリーズで魚たちを試し撮りできる
5階のシアタールームでは4K映像で美ら海の魚たちを楽しめる「美ら海4K映像上映会」
5階のオーディオコーナーでは、Anly氏が8月9日に発売する新曲「北斗七星」をハイレゾ音源で視聴できる
7月31日18時から伊江島観光親善大使を務めるシンガーソングライター、Anly氏によるスペシャルライブも行なわれる

 また、2会場を連携したイベントとして「スタンプラリー抽選会」も実施している。有楽町駅前広場の水槽前、東京交通会館内のOCVB東京事務所、GINZA PLACE 4階のソニーショールーム/ソニーストア銀座でスタンプを集めた人に、抽選で沖縄ペア旅行券や、羽田~石垣または宮古島のJTA往復ペア航空券、ジンベエザメのぬいぐるみなどをプレゼントする。

Sony Aquarium関連3施設をまわってスタンプを集めることで、沖縄旅行などが当たるスタンプラリー抽選会
除幕式後には2017ミス沖縄コバルトブルー 町田満彩智氏とJTAの呉屋優CAによる沖縄観光紹介イベントも開かれた