ニュース

香港政府観光局、まだ知られていない香港の魅力に焦点を当てる「BEST OF ALL IT’S IN HONG KONG」

水原希子さんと今田洋輔さんが香港の魅力を語った発表レセプション開催

2017年1月23日 発表

モデルで女優の水原希子さんと香港政府観光局 会長 ピーター・ラム氏

 香港政府観光局は1月23日、都内でブランド発表レセプションを開催、新キャンペーン「BEST OF ALL IT’S IN HONG KONG」を発表した。日本でまだ知られていない新しい魅力に焦点を当てるもので「香港人や香港通の方々のBESTな体験」を紹介するという。都内で開かれた発表会では、モデルで女優の水原希子さんと東京・銀座の寿司店「銀座久兵衛」二代目店主の今田洋輔さんが香港の魅力を語った。

香港にはまだまだ知られざる要素が隠れている

 レセプションではまず、香港政府観光局 会長のピーター・ラム氏が挨拶に立ち「日本は香港観光の重要な市場の一つとし、2016年は宿泊を伴う日本人旅行者の数字が約9.4%増になった」と香港観光の盛り上がりを指摘、そのうえで、「香港にはまだまだ知られざる要素が隠れている。それはローカル(香港に住んでいる人)ならではの知る人ぞ知る情報であり、宝物を発掘したような貴重な情報がある」とキャンペーンの意義を紹介した。

 また、キャンペーンの「BEST OF ALL IT’S IN HONG KONG」についても説明、香港が安全で快適に過ごせる街であるほか、「香港に訪れる人に常にBestな体験を提供する街」であることも指摘した。

 香港特別行政区政府 商務経済発展乗務次官(商工観光担当)の容偉雄(フィリップ・ヨン)氏も登壇、香港特別行政区政府は香港政府観光局とともに香港を魅力的な旅行の目的地とすることを述べたほか、観光地としてハイキングコースの「マクレホース・トレール」と、オープン予定で旧セントラル警察署をリノベーションしたヘリテージとアート施設「大館(Tai Kwun)」、さらにグルメ体験も紹介、「香港の魅力は一つに留まりません」と説明した。

 新キャペーンでは、4つの動画とキャンペーンサイトを通して、旅行者を香港へと誘う。動画は「グルメ」「トレンド」「ファミリー」「自然と文化」の4つで、それぞれユニークな体験を紹介しているという。

画像提供:香港政府観光局

“星級香港迷”水原希子さんと今田洋輔さんが香港の魅力を語る

 香港ファンを「香港迷(ホンコンマイ)」と呼ぶというが、レセプションのゲストには、香港ファンとして、東京・銀座の寿司店「銀座久兵衛」二代目店主の今田洋輔さんと、モデルで女優の水原希子さんが登壇した。

「銀座久兵衛」二代目店主の今田洋輔さんと香港特別行政区政府 商務経済発展乗務次官(商工観光担当) 容偉雄(フィリップ・ヨン)氏

 前日に香港から帰ってきたばかりで、2月にまた訪れるという今田さんは、香港の好きな場所として、最初に訪れたときに行ったというレパルスベイを挙げた。今回と2月の渡航は仕事絡みとした今田さんは、店舗展開についても触れて「香港はニューヨークに並んで2大マーケット、出すなら香港かニューヨークと考えている。大変だか必ずやってみたい」と出店に意欲を示した。2月に香港を訪れた際にやりたいことは、ゴルフを楽しむこととしたほか、「香港は知らないところがいっぱいある、もっと食べて楽しみたい」と話した。

「星級香港迷(スター ホンコンマイ)」と紹介された水原希子さん

 水原さんは10回以上香港を訪れた「星級香港迷(スター ホンコンマイ)」と紹介され登場、香港については「もともとウォン・カーウァイ監督が好きで、映画のなかにいるロマンチックな場所だなと思っている。いろんなカルチャーが混じり、ローカルな部分とラグジュアリーがうまく融合して、ほかにはない魅力を持っている。行くと発見があって楽しませてくれる場所」と語った。

 毎回行きたい場所として、最初に香港に訪れた際に行ったお粥の店を挙げ、訪れた際には「毎朝、ピータン粥を食べに行く」と話した。お勧めの場所としてはビクトリアピークを「息を呑むような絶景なので、必ず見てほしい。本当に香港がひと目で好きになるような景色」と紹介したほか、「食」も挙げた。お粥の店から、コースを楽しむ高級店まで幅広く揃ってるとして「食が私にとって魅力的」と紹介した。

左から香港特別行政区政府 商務経済発展乗務次官(商工観光担当) 容偉雄(フィリップ・ヨン)氏、「銀座久兵衛」二代目店主の今田洋輔さん、モデルで女優の水原希子さん、香港政府観光局 会長 ピーター・ラム氏