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圏央道 境古河IC~つくば中央ICが2017年2月26日開通
東名高速~中央道~関越道~東北道~常磐道~東関東道を接続
2016年12月20日 14:22
- 2016年12月20日 発表
- 2017年2月26日 開通
国土交通省とNEXCO東日本(東日本高速道路)は12月20日、圏央道の境古河IC(インターチェンジ)~つくば中央IC間を、2017年2月26日に開通することを発表した。圏央道の茨城県区間が全線開通することになり、東京都から放射状に伸びる東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道、東北自動車道、常磐自動車道、東関東自動車道の6つの高速道路が圏央道で結ばれる。
同区間はもともと2015年度内の開通を目指していたが、軟弱地盤対策が必要になったことから一時工事を中止。2015年9月には豪雨により工事現場の浸水被害も発生した。その後、2015年12月に2016年度内に開通見込みであることを発表していた。
延長は28.5kmで、暫定2車線での開通。途中の坂東IC、常総ICも同時に開通する。境古河IC~つくば中央IC間の料金は普通車1050円、軽自動車等840円、中型車1250円、大型車1660円、特大車2660円。
同区間の開通で6つの高速道路が結ばれることで、成田空港から都心を経由せずに東北道、関越道、中央道、東名高速へアクセスできるようになる。発表資料では、成田空港~秩父・長瀞(新空港IC~花園IC)間の所要時間として、都心を経由した場合は135分であるのに対し、圏央道を経由した場合は115分になるとの試算を紹介しているほか、ダブルネットワーク化も開通のメリットとして挙げている。