トピック
サウスロックアイランドの絶景、マングローブの森をシーカヤックで
パラオ・手つかずの自然、歴史遺産と586の島々が織りなす美
- 提供:
- パラオ政府観光局
2018年9月20日 00:00
どこまでも透明なパラオの海では異質とも言える、「真っ白」な海底が見える「ミルキーウェイ」。悠久の時間で細かく分解された石灰岩とサンゴが海底にたまり発酵し、近年では高級美容品の原料としても注目されています。
タレントのIKKOさんは、パラオに来て7時間ずーーーーっと泥パックをやり、ほかの場所には一切行かなかったという逸話もあるほどの泥パック、まずは体験してみましょう。
全身泥パックでお肌つるつる!
ミルキーウェイは人気急上昇中のスポットなので、朝一番に出かけるのが吉。ガイドのアンディさん(こと安藤さん)、船長のオリールさんとともにボートで出発!
この日は少し曇り空でしたが、それでも初めて見る我々にとっては海の青さ、島々の緑、空のコントラストが大変印象的でした。
ポイントに船が到着すると、朝早いこともありラッキーな貸し切り状態。まずはアンディさんが海に入り、海底から砂を掻き上げ、えいっ!と手放すと海が一気に真っ白になりました。
この白い砂は長い時間をかけて微生物が珊瑚を分解したもので、ちょっと硫黄分も感じます。美容に大変効果があることから、島内のホテルや売店では高級化粧品としても販売されています。
その高級品も、ここに来れば好きなだけお顔にザパーーン!!!! ついでにカラダにもビチャーー!!!!
思う存分美容効果を味わうもよし、ボディペイントでアート!?を楽しむもよし(笑)
ドボンと海に飛び込めばリセット完了なので、何度でも楽しむことができます。(コンタクトをしている人は、目の周りには塗らない方がよいとのこと)
日本とパラオ・友好の歴史
この海域は潮の満ち引きによって珊瑚の島が海面に顔を出すことがあるため、船長は潮や天候を見ながら随時ルートを変えて走行していました。
パラオでは外国人の島所有が認められていませんが、日本とパラオの友好親善につくした功績から名誉オーナーとして「アントニオ猪木島」と名付けられた島があったり、歴史上の部族抗争で島全体がお墓になっている島があったりと、それぞれの島にストーリーがあるのも興味深いですね。
前回、前々回でもご紹介しましたが、パラオの街にはいたるところに日本国旗とパラオ国旗が並んだ友好記念プレートを見ることができます。
発電所、橋、道路、桟橋、学校、病院、あっちにもこっちにも。
過去を乗り越えて、パラオの人々と、日本人と、そして現地で暮らす日系人の方たちと、その強い絆と信頼関係をさまざまな場所で感じることができます。
ミルキーウェイに到着、本当に真っ白!!
パラオと言えば抜群の透明度を誇る海というイメージですよね。でも、サウスロックアイランドの一部分、ウルクターブル島の入り江だけは「真っ白」い海なんです。
島の石灰岩と珊瑚が長ーい時間をかけて溶け出して、入り江の形状のためこの部分にたまり発酵したことで、この独特の白い泥が蓄積されました。
なんとこの泥、美白効果がとても高いそうで、高級化粧品としても販売されているほどです。その高級化粧品が、ここでは塗り放題!(笑)というわけで、バケツですくって全身に浴びることにしましょう。
タレントのIKKOさんが7時間ずーっと泥パックしたというこの泥。触ってみると、ちょっとザラザラしていて、少しだけ硫黄のような香りもするような?まあ、とにかく塗りましょう(笑)
ミルキーウェイを訪れた人だけの特権、海底から泥をすくい、全身に塗って、思い思いに写真を撮って(笑)。
海に入ればすぐに流れ落ちるので、何度でもボディアート?を楽しむことができます。
※これらのツアーはすべてパラオ州政府(コロール州)発行の許可証のもとに実施されています
※泥の持ち帰りはもちろんNGです
※コンタクトレンズをしている人は、目の周りに塗るのは避けた方がよいそうです
1日に数時間だけ現われる、真っ白なロングビーチ
続いてはミルキーウェイから船で15分、干潮時にだけ顔を出す真っ白な島「ロングビーチ」に到着です。この日は潮と時間のタイミングがピッタリで、透き通った海に白いロングビーチが出現!
近くに船を停めて歩いて上陸し、思い思いに砂絵タイム?(笑)
(ちなみに数時間で潮が満ちてすべてもとどおりにリセットされるので、落書き問題は心配しなくても大丈夫です)
カープ島でバーベキュー♪
泥パックではしゃいで、ロングビーチを走り回り、水族館じゃなくて海中を覗き、ちょっとお腹がすいてきたかなーというタイミングで「カープ島」に到着です。
カープ島というぐらいなので魚の鯉のカタチをしているのかと思ったら、島自体はヒトデのような星形をしていて、島のオーナーさんが広島カープのファンなのでそう名付けたのだそうです(笑)。
カープ島に上陸すると、オリール船長がBBQコックさんに変身! かたまり肉、大きな魚、ビーチにあるバーベキューグリルで手際よく作業が進み、美味しそうな香りが漂います。
「これ、食べてみて~」とSHIMAさんが持ってきてくださったのは「ヤシの身のお刺身」。(海の)イカの味がするからと言われ食べてみると……!! 不思議なことに、確かにイカのお刺身のような感じで美味しい!
マングローブの森をシーカヤックで探検
「カヤック」に乗ったことはありますか? カヌーとどう違うのかなと調べてみたら、片側にパドル(櫂:かい=漕ぐ部分)が付いたもので漕ぐのがカヌー、両側にパドルが付いたもので漕ぐのがカヤックとおおまかには分けられるそうです。
1人乗りまたは2人乗りで、身軽にスイスイ水上を移動できる、泳ぐのが歩きなら、カヤックは自転車みたいなものでしょうか。
ボートからカヤックを降ろし、早速漕ぎ出します。
美しい夕陽に包まれるサンセットクルーズと、パラオ伝統舞踊など、次回もお楽しみに!
ツーリズムEXPOジャパン2018に出展
パラオ政府観光局は9月20日~23日に開催する「ツーリズムEXPOジャパン2018」に出展します。大洋州コーナー E-06へぜひお立ち寄りください!