トピック

コロール市街を街歩き、乗り継ぎ便はターミナルを楽しもう

パラオ・手つかずの自然、歴史遺産と586の島々が織りなす美

最終日はコロール市街を散策

 これまで4回にわたって駆け足でパラオを楽しんできたツアーも、いよいよ今回が最終回。

 パラオでの想い出を振り返りつつ、コロール市街を散策してみました。

何でも揃うと人気のギフトショップ「ルー」

 この日のパラオ(コロール市街)の気温は30℃。最近の日本では40℃近い気温もめずらしくなくなり、「南国」パラオの方がむしろ涼しく感じられます(笑)。

 コロールの中心街を散歩しつつ、最初に立ち寄ったのは「RUR GIFT SHOP&CAFE」です。日本人が経営しているこのお店は、喫茶店とギフトショップが併設されていて、市内散策でちょっと休憩したいときにも便利です。

「ルーに行ったら絶対オススメ」とあちこちで言われた「ササップ」という果物のスムージーも飲んでみました。日本の食材でうまく説明するのがとても難しいのですが、甘い青リンゴと、梨と、爽やかな何かを足したような……食レポ失格ですね(笑)。とても飲みやすくて美味しいスムージーでした。

「RUR GIFT SHOP&CAFE」、通称「ルー」。喫茶店としても地元の人たちに人気だそうです
「ササップ」という果物のスムージー。甘さと酸味と爽やかさが絶妙で、日本でも売り出したら流行するかも

 店内のお土産品コーナーはとても広く、お菓子、民芸品、洋服、バックなどさまざまなものが並んでいます。特にTシャツ類は種類が豊富で、パラオにちなんださまざまなデザインはどれも素敵で目移りするほど。

 ちなみに「S・M・L」などのサイズ表記はされているものの、品物によって大きさに違いがあったり、女性用と男性用の見分けが難しかったりするそうなので、店員さんに相談するのがお勧めです。日本人スタッフも常駐しているので、安心ですね。

さまざまな種類があるオリジナルクッキー、なかでもタロイモクッキーが一番人気だそうです。試食もできます
どれも素敵で目移りしてしまう、パラオオリジナルのTシャツ類。ビックリするほど種類が豊富でした。
手軽なお土産としてはお菓子類がやはり人気とのこと。ミルキーウェイの白い泥を加工した石鹸や化粧品は、高価ですがこちらも売れ筋だそうです
ぜひお立ち寄りくださいね♪

「朝日球場」近くの「ヤスミバ」でハンバーガーランチ

「最近、朝日球場の近くにあるハンバーガー屋さんがクチコミで人気らしいんですよ」

「へー、そうなんですね……って、『アサヒキュウジョウ』って日本語の野球場の意味ですか?」

 ここ数日でパラオと日本の深い御縁をさまざま見てきたものの、野球場の名前がそのまま日本語というのには驚きました。旧統治時代の球場が朽ちて残されているのではなく、今でも現役で使われている野球場だそうです。

 せっかくなので「BEM ERMii」というハンバーガー&フライ屋さんで、ランチを取ることにしました。クチコミ人気は本物で、駐車場には外国人が運転するレンタカーが次々と停まっていました。

 お店には飲食スペースはなく、購入した食品は隣の「ヤスミバ」で食べます。茅葺き屋根と、テーブルと椅子が用意された「ヤスミバ」。

 ちなみに、パラオ語で「ヤスミバ」とは、日本語そのものの休み場の意味です。日本語がそのまま使われているパラオ語はたくさんあるので、調べて見ると楽しいですよ。

いまでも現役で使われている「朝日球場」。きちんと整備されていました
よく見ないと通り過ぎてしまいそうなぐらい小さなお店ですが、次から次へとお客さまが入る人気店です
うん、納得。ジューシーなパティと、シャキシャキの野菜と、ふっくらコンガリなバンズと。美味しかったです
近くに映えているヤシの木には、今にも落ちてきそうな実がいっぱいに
野球場のベンチの屋根がやたらボコボコしていると思ったら、そういうことなのですね(汗)。自然のヤシの木には本当に気を付けましょう

 ランチを終え、もう少しコロールの街を歩いてみました。

 ガソリンスタンド前の広場には、当たり前のように「パラオ公園」と日本語で書かれた石碑が建ち、子供たちが通う小学校の前には入り口はふさがれているものの当時の防空壕がそのままに残っています。

 スクールバスやさまざまな建物、プロジェクトに描かれた日本とパラオの友好のプレート、この友好関係が未来永劫続くことを願わずにはいられません。

 たくさんの出会いと感動に感謝して、パラオを後にしました。

一瞬、「あー、ここがパラオ公園なのね」と普通に思ってしまいましたが、ここは日本ではなくパラオです
こちらのスクールバスにも、日本とパラオの友好のマークが描かれていました
ここにこれから文化センターが建設されるようです
コロール中心部にあるパラオ政府観光局の本部。近くを通った際は、立ち寄ってみてくださいね

乗り継ぎ便を楽しもう

 今回のツアーでは、韓国の仁川国際空港で乗り継ぐ大韓航空便を利用しました。

 木曜出発~月曜帰着の5日間、日曜出発~金曜帰着の6日間の2パターンが選べ、日本、韓国、パラオは「時差がない」のでスムーズな乗り継ぎが可能です。

 今回は成田発便を利用しましたが、札幌、青森、新潟、小松、東京(羽田、成田)、名古屋、大阪、岡山、福岡、鹿児島、沖縄と日本各地から出発できるのも経由便ならではです。

大韓航空の成田~仁川~コロール線(2018年10月27日までの夏ダイヤ)

KE704便:成田(13時55分)発~仁川(16時30分)着、木・日曜運航
KE677便:仁川(20時35分)発~コロール(翌1時45分)着、木・日曜運航

大韓航空のコロール~仁川~成田線(2018年10月27日までの夏ダイヤ)

KE678便:コロール(02時55分)発~仁川(08時10分)着、月・金曜運航
KE703便:仁川(10時10分)発~成田(12時30分)着、月・金曜運航

 世界でも最大級の規模の仁川国際空港は、免税店や飲食店はもちろん、乗り継ぎ客が長時間滞在しても快適に過ごせるようさまざまな施設が用意されています。

 また、乗り継ぎ時間に余裕がある場合は、無料で市内観光ツアーに参加することもできるので、ちょっとお得ですよね。

巨大なターミナルには要所要所にインフォメーション端末が設置され、チケットをかざすと進むべき方向や案内を日本語で表示してくれます
大韓航空は2018年1月にオープンしたばかりの第2ターミナルを利用します。とても明るく、広大かつ開放的な雰囲気です。自然採光や自然換気システム、太陽光と地熱エネルギーの利用などにより、第1ターミナルと比較して40%の省エネも実現しています
第2ターミナル内に2か所用意されている「伝統文化体験センター」では、定期的に民族音楽の演奏や、体験講座などが行なわれています

 せっかくの機会なので、伝統文化体験コーナーを利用してみました。最初に立ち寄ったコーナーでは、「うちわ作り」の体験が行なわれていました。伝統的な模様が印刷された紙を手でちぎり、糊で貼っていきます。

 うちわに書かれているハングル文字は「ラッキー」を意味するそうで、よいお土産と記念になりますね。

伝統文化体験センターのハンさんに案内していただきました
作り方の説明を受ける、パラオ政府観光局の芝村さん
こちらは見本。デザインに決まりはなく、自由に作ってよいそうです
和紙のような紙をちぎるのは簡単なようでなかなか難しいのです
うまく完成できました♪

 伝統文化体験コーナーは左右対称に作られたターミナルの両側に1つずつあります。先ほど「うちわ」を作ったコーナーと反対側のコーナーに行ってみると、民族衣装を試着できる体験が行なわれていました。

 衣装にはさまざまな模様が描かれていて、「丸い印は空を表わしていて、王様だけが着用できる」「四角い印は地面を表わしていて、官吏などが着用する」など、さまざまな文化、由来を日本語で説明してもらうことができました。

 体験内容は3か月に1回更新されるそうで、世界各国から訪れる来場者のうち、体験に参加するのは日本人が一番多いそうです。

さまざまな衣装や印の由来について、日本語で詳しく説明してくださったカンさん
衣装の展示には限りがあるため、さまざまな人形も用意されていました
カンさんと芝村さんで記念撮影。よく似合っていますね

 ターミナル内には各航空会社などのラウンジはもちろん、誰でも無料で使える休憩スペースが用意されています。シャワーや仮眠スペースも誰でも無料で利用できるのは、とてもありがたいですね。

 VRレーシングコーナーやVRフライングコーナーといった子供も楽しめる施設もあり、気が付けばアッと言う間に乗り継ぎの時間に。

 現在、パラオへの直行便は季節限定のチャーター便運航のみですが、乗り継ぎ便をうまく活用すると経由地でも楽しめます。

 5回にわたってお届けしたパラオの旅、ぜひ皆さんも実際に訪れて、パラオの空気を感じていただければ幸いです。

 最後まで読んで頂きありがとうございます!

ツーリズムEXPOジャパン2018に出展

 パラオ政府観光局は9月20日~23日に開催する「ツーリズムEXPOジャパン2018」に出展します。大洋州コーナー E-06へぜひお立ち寄りください!