若林直樹のトラベルフォトギャラリー
富山城とレトロな港町岩瀬(富山県)
2025年5月3日 08:00
北陸新幹線で富山に行ってみたくなり、調べてみると東京駅から2時間ちょっとで行くことができるようだ。桜は終わってしまったが、富山城とレトロな町並みで有名な岩瀬に行ってみることにした。
富山城は天文12年(1543年)、越中国西部の守護代・神保長職(じんぼうながもと)によって築かれ、一向一揆といった争奪の場となるなど歴史に翻弄された城である。
※現在の富山城は1954年に建設されたもの
場所は富山駅から歩いて10分ほどと近いが、富山地方鉄道 市内電車環状線の路面電車(セントラム)に乗り、国際会議場前駅で降りればすぐ目の前だ。城は資料館となっており、城の歴史や資料が展示されている。天守閣にも上がることができる。
富山駅に戻って富山地方鉄道 富山港線の路面電車(ポートラム)に乗り、東岩瀬駅で下車して岩瀬の古い町並みを見ながら富山港展望台を目指してみた。町はレトロな雰囲気があり「北前船廻船問屋 森家」「旧馬場家住宅」など有形文化財を見学することができる。おもしろそうな店も多いが、水曜が定休日のところが多いので注意が必要だ。
帰りは「富岩水上ライン」(運河クルーズ)に乗りたかったが最終に間に合わず、また路面電車で富山駅に戻ることにした。今回移動に利用した「市内電車・バス1日ふりーきっぷ」(大人650円、子供330円)は、路面電車や鉄道線、バスが1日乗り放題になるので非常に便利である。
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