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立山黒部アルペンルート、新導入「立山トンネル電気バス」デビュー記念イベント。6月から

2025年6月1日~ 開催
4月15日に運行開始する「立山トンネル電気バス」のデビュー記念イベント開催

 立山黒部貫光は、富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」において、「立山トンネル電気バス」のデビュー記念イベントを6月1日から順次開催する。

 立山黒部アルペンルートでは、立山駅(富山県)~扇沢(長野県)間をケーブルカーやバス、ロープウェイなど6つの乗り物を乗り継ぎ、標高3000m級の立山連峰や黒部ダムの絶景を楽しめる。

 このうち立山トンネル電気バスは、昨秋に引退した「立山トンネルトロリーバス」に代わり導入する新しい乗り物で、4月15日から全8台を運行予定(室堂~大観峰間)。トロリーバスのヘッドマークを継承し、さらにディーゼルバスの運行で使用していた「通票」を再び活用するなど、これまでの歴史を次世代へつないでいくという想いを込めてデビューとなる。

 6月1日~30日には、乗車記念として「電気バス記念カード」をプレゼント。6月27日~7月1日には、トロバス・電気バスの特別展示&整備士による車両解説を実施。さらに、エキタグ「星に一番近い駅」スタンプを復活配布する。

 また、2024年から行なっている「スタジオ地図」とのコラボプロジェクト第2弾として、立山黒部が舞台となったアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の特別デザインを施した立山トンネル電気バス(全8台のうち3台)を運行。6月1日~8月31日には、映画シーンと立山黒部の実景を紹介するパネル展も室堂ターミナル内で開催する。

 室堂ターミナル売店では、4月15日から「おおかみこどもの雨と雪」コラボデザインTシャツも1000枚限定で販売。価格は120・140サイズが5000円、S・M・L・LLサイズが5500円。

 なお、立山黒部アルペンルートの2025年度営業期間は4月15日~11月30日。乗り物関連イベントは夏から秋にかけても開催予定としている。

4月15日から運行予定の「立山トンネル電気バス」(※クリックして画像拡大)
昨秋に引退した立山トンネルトロリーバス
6月27日~7月1日はトロバス・電気バスの特別展示&整備士による車両解説を実施
「おおかみこどもの雨と雪」特別デザインの立山トンネル電気バスを3台運行
1000枚限定「おおかみこどもの雨と雪」コラボデザインTシャツは4月15日発売
立山黒部アルペンルート路線図。立山駅~扇沢間はケーブルカーやバス、ロープウェイなど6つの乗り物を乗り継いで移動できる