若林直樹のトラベルフォトギャラリー

霞ヶ浦総合公園とカッパの棲む沼(茨城県)

 今回紹介するのは「霞ヶ浦総合公園」と「牛久沼」だ。

 霞ヶ浦総合公園は霞ヶ浦の西に位置し東京ドーム7個分ほどの面積がある。シンボルでもある「オランダ型風車」があり、羽根の直径は20m、塔の高さは7m。その中段は展望台になっている。この風車はただの飾りではなく、風の力で霞ヶ浦の水を濾過装置に送り込み浄化するよう設計・設置されている。この時期はあいにく花はなかったが、季節によっては色とりどりの花で飾られ訪れる人の目を楽しませてくれている。

 そこから南西に13kmの位置に牛久沼がある。ここにはカッパ伝説があり、あやめ園にはカッパの像が池の中央、三日月橋の欄干に設置されている。静かな場所でカッパがいるような雰囲気の場所だ。

 霞ヶ浦総合公園は土浦駅から近く、ほかにも遊具施設などありファミリーで楽しめる。また牛久沼はカッパの小径があり、静かに散歩するのによさそうだ。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/