若林直樹のトラベルフォトギャラリー

晩秋の袋田の滝と周辺

 袋田の滝は高さ120m、幅73mの大きさで、日本三名瀑の1つだ。流れが四段に落下することから「四度(よど)の滝」とも呼ばれている。秋は紅葉、冬には凍結し、ニュースでもよく紹介されているのでご存じの方も多いだろう。

 今回、まだ紅葉の残る「袋田の滝」を久々に訪れてみた。「袋田の滝トンネル」を通ると第1観瀑台があり、その手前にできたエレベーターに乗ると第2観瀑台がある。滝を見学したら周辺には遊歩道があるので、渓流を見ながら散策を楽しめる。

 日が沈むころ再び「袋田の滝」に行けば、20時までライトアップされている滝の迫力に圧倒される。しばらく見とれてしまう幻想的な姿だ。

 滝までの交通は、電車なら水戸駅からJR水郡線「袋田駅」に。そこからバスで約10分、「滝本」で降りてさらに徒歩約10分だ。クルマなら常磐道「那珂IC」から50分。駐車場も多数あるのでさほど困らない。

 これからの季節は防寒服と歩きやすい靴で見学してほしい。そして近くの温泉に浸かるのも楽しい旅になるだろう。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/