ハワイ現地発

【ハワイ現地発】ロコ直伝のグラノーラレシピを簡単アレンジ

これまで食べて美味しかったのが、「オレナ・カフェ」の自家製グラノーラ。ハワイ産ウコンが少しだけ入ったヘルシーボウルだった

 以前ローカルの友人8人で旅行に行ったとき、バケーションレンタルに滞在したこともあり、朝食が「自由」だったのが印象的だった。コーヒーだけの人、トーストを焼く人……。さすがにご飯とお味噌汁はいなかったが、セロリをきれいに洗っていると思っていたら、そのあとにブラッディ・メアリー(トマトとウォッカをベースとするカクテル)を作って、それにセロリを刺して「ヘルシーだ」と言って飲んでいた人も。

グラノーラといえばアサイボウル。「ナル・ヘルスバー&カフェ」はオーガニックアサイを使用している

 そんななかで料理上手の1人は手作りのグラノーラを持って来たと言って食べていた。その美味しいこと! それ以来、グラノーラを購入するのをやめて、彼女から伝授してもらったレシピを簡単アレンジして作るグラノーラを食べている。本当のロコのレシピはオーブンで焼き上げるが、フライパン1つで仕上げるシンプル版がこちら。

ほとんどの材料はコストコで調達。材料が揃えば、あとは順番にフライパンに入れていくだけ!

 準備するのは、オートミール、ハチミツ、ミックスナッツ、ドライフルーツ。これに好みでピーナツバター、ヘンプシード、シナモンなど。すべて量は適当に。

せっかく作るなら大量に作っておくと便利。主役となるオートミール(ホールフーズマーケットで購入)はパイナップルより大きな容器に入ったもの(1.2kg)を使用

(1)まずは、大きなフライパンでオリーブオイルを熱し、オートミールをどさどさっと入れる。オリーブオイルの代わりに大量のバターとピーナツバターを入れると、コクが出てローカル風になる。

オートミールは適量。入るだけフライパンに入れる

(2)約10分間、焦げないように中火で混ぜ合わせながらオートミールに火を通す。

(3)火を止めたらハチミツを投入して混ぜる。ビーガンの人はアガベシロップがお勧め。

大きなフライパンを使うことで大量に作れる
ここで甘さを調整する。アガベシロップは甘みが強いので量に気をつけて!

(4)お好みでピーナツバターを加える。へーセルナッツなどほかのナッツペーストを入れても。さらにレーズンなどのドライフルーツと、ミックスナッツなど好きなナッツをザクザクに刻んで入れる。

ピーナツの風味が強いのでピーナツ好きなら多めに
大きく刻んだ方が食感があって美味しい

(5)栄養満点とされるスーパーフードのヘンプシードなどを好みで加えれば、完成!

サラダにトッピングするなど、あると便利なヘンプシード
熱が冷めたら容器に入れてできあがり

 好きなように食べよう。アサイアイスクリーム(コストコ)、ギリシャヨーグルト、アーモンドミルク、プルーンなどで自家製アサイボウルもできる。

ミルクだけで食べても十分美味しい

 バナナやパイナップルなど季節のフルーツ、冷凍ブルーベリーなどでトッピングを。

ココナツスライスを入れるとハワイらしい味わいになる
最後に上からハチミツをたっぷりかけて召し上がれ!

 味わいのいいグラノーラはたくさん売っているが、甘過ぎたり、少しは添加物が入っていたりする。オートミールも遺伝子組み換えの可能性もあると思うと、やはり自分で作る方が安心できる。とはいえ、手順が多いと作る気になれないので、料理が苦手ながらも続けている手抜きレシピでした。Stay Healthy!

大澤陽子

ハワイで発行している生活情報誌「ライトハウスハワイ」編集長。日本ではラジオアナウンサー、ライターとエディターとして活動。2012年にハワイへ移住。新聞やハワイのガイド本などの編集に携わる。ハワイのビーチとビールをこよなく愛している。